日本文化を愛する人々にはよく知られた場所だ。エッフェル塔のすぐ近く、パリ15区にある日本文化 会館では、年間を通して多彩なイベントが開催され、訪れる人々を発見の旅へと導いてくれる。エコロジーに関する展覧会が間もなく開催される一方で、日本文化会館ではふすまに関する小さな展覧会を開催している。
襖(ふすま)は、日本では千年も前から伝統的な和室の 可動間仕切りや 襖として使われてきた不透明なスクリーンである。
当時、ふすまは室内装飾としても使われ、「持ち主の人生観、家族観、職業観、社会的地位を反映していた」と日本文化会館は説明する。
芸術品とされるふすまは、この冬、日本文化会館によって表彰される。 ふすま、芸術と工芸の交差点」と題されたこの小さな展覧会は、2025年2月4日から15日まで、日本文化の家の玄関ホールで無料で見ることができる。
日本襖工業協同組合が企画したこのインスタレーションを通して、来場者は襖製作に関わる材料、道具、装飾品、技術について詳しく知ることができる。襖は 単なる可動間仕切りではなく、真の芸術的価値があるからだ。木と紙から作られる襖は、 組子の組み立て技法と和紙のコラージュが組み合わされている 。
日本国外では初となる襖の展覧会では、日本文化センターが伝統的な畳の部屋を再現している。
襖についてもっと知りたい方は、2025年2月4日から15日までパリの日本文化会館へ。インスタレーションは1階のレセプションホールで見ることができる。入場は無料、火曜日から土曜日の11時から19時まで。
開催日および開催時間
から 2025年2月4日 へ 2025年2月15日
所在地
日本文化の家
101B Quai Branly
75015 Paris 15
料金表
無料
公式サイト
www.mcjp.fr