シャングリ・ラ・パリの元ミシュラン星付きシェフ、サミュエル・リーがパリ11区に自身のレストランをオープンした。平均50ユーロのこの新レストランは、美食家や彼の卓越した料理の愛好家たちを虜にすること間違いない。
シャングリ・ラ パリの香宮(シャンパレス)で10年間腕を振るい、パリの美食シーンにその名を刻んだサミュエル・リーが、個人的な冒険に乗り出す。上海から北京まで中国全土を旅してきた香港出身のサミュエル・リーは、その卓越したセンスはそのままに、より親しみやすい料理体験を提供している。
センはシェフの中国名であることが判明し、言葉遊びで店名が付けられた。シェフは、皇帝が宋の役人のために開いた中国の小さな宴会の絵からインスピレーションを得ている。私たちが宴会の招待客になったかのような錯覚に陥り、ユーモラスな宴を楽しむことができるようにという思いが込められている。
内装はエレガントですっきりしており、典型的なスツールやパゴダを表現したランタン型のランプシェードなど、典型的な趣向が凝らされている。店内奥の透明な床からは大きなワインセラーが見え、上質な自然派ワインが並んでいる。30人ほどが座れるテーブル席のほか、バーと厨房に面した2つのカウンターがあり、シェフたちの仕事を見ることができる。
SENsationのメニューには、シェフが受け継いできた中国料理の伝統と熟練の技、そしてシェフの発見が反映されている。テイスティングメニューでは、シェフが中国と西洋を融合させた料理を披露する。前菜には、ブリをマリネしたロゼットの「ローヘイ」、 18ヶ月熟成のコンテチーズを添えたクリスピーな蟹ネムなどが ある。大根とイベリコハムを添えたもち菓子もある。
ラビオリのファンには、豚肉と海老を椎茸と一緒に蒸した「シウマイ」がおすすめ。私たちのお気に入りは、四川風チリソースの海老コロッケ。サクサクでありながらとろけるような食感で、スパイスの効き具合が絶妙だ。
料理に関しては、2つの技法(スパイスと調理法)を組み合わせたセンの漆塗りの鴨は必食だ。数時間かけて脱水され、スパイスで味付けされ、シェフが目の前で焼き上げる鴨は、素晴らしい発見だ。ただし、これを楽しむには48時間前までに予約すること。他にも、コニャックで漆塗りにしたフランス産豚肉、生姜とネギを添えたタラの煮込み、和牛入り麻婆豆腐なども試してみたい。料理に合わせて、シェフが作る炒飯は 釉薬のかかった豚肉、海老、卵を組み合わせたもので、台湾風豚肉煮込みご飯「魯肉飯(ルーローファン)」は心安らぐ一品だ。
デザートは、マンゴー、ザボン、サジョウのクリームで、このグルメの旅の締めくくりは完璧だ。最後に自家製のディジェスティフを少しいただいて、お腹はいっぱい。
メニューは2種類あり、48ユーロのものと、名物の鴨を含む88ユーロの充実したものがあり、事前注文が必要。約50ユーロでアラカルトも選べる。 SENsationは夜のみの営業となり、火曜日から土曜日は19時から24時まで、土曜日は12時から16時までランチを提供する。ご予約はTheForkにて承ります。
美食家と本格中華料理 愛好家を魅了する、パリの新しい住所。あなたがすることは、あなたの心を決めることだけです!
このテストは、プロの招待客として行われたものです。もし、あなたの体験が私たちと異なる場合は、コメントでその旨をお伝えください。
開催日および開催時間
より 2025年2月4日
所在地
SENsation Paris - サミュエル・リーの中華レストラン
32 Rue Saint-Maur
75011 Paris 11
料金表
Menus : €48 - €88
En moyenne : €50
公式サイト
www.sensationparis.com
予約状況
www.thefork.fr