2010年より、カンヌ国際映画祭の期間中、「LGBT+やフェミニストのテーマやキャラクターを扱い、ジェンダー規範に挑戦している」作品に、独立審査員によって「クィア・パルム」が授与されています。
アメリカの俳優で映画監督のジョン・キャメロン・ミッチェルが審査委員長を務め、今年の審査員には、映画監督で女優のイザベル・サンドヴァル、フランスの女優ルイーズ・シュビロッテ、ベルギーのゼノ・グラトン監督、プログラマーで評論家のセドリック・サクシヴァリらが選ばれました。
今年の名誉ある賞には、Justine Triet監督の『Anatomie d'une Chute』、Catherine Corsini監督の『Le Retour』、Sam Levinson監督の『The Idol』、Katell Quillévéré監督の『Le temps d'aimer』、北野武監督の『Kubi』、Molly Manning監督の『 How to Have Sex』、Monia Chokri監督の『Simple comme Sylvain』、Bertrand Mandico監督の『Conann』を含む長編および短編20作品が候補となり ました。
クィアパーム2023の総合優勝は、日本の 是枝裕和監督による『モンスター』です!この映画は、2人の少年の関係、愛と友情の間を優しく繊細に扱っています。是枝監督はパルムドール賞の候補にもなっています!
2024年カンヌ国際映画祭:パルムドール候補作品
5月14日から25日まで開催される2024年カンヌ国際映画祭のパルムドールコンペティション部門の作品リストをご覧ください。 [続きを読む]