2024年カンヌ国際映画祭の オフィシャル・コンペティション部門に並行して選出され、若く、活気にあふれ、普遍主義的で、形式的な研究の真っ只中にある、ある種のフランス映画と国際映画にスポットライトを当てる「ある視点」部門の最新作が発表され、ギンツ・ジルバロディス監督の『Flow』もそのひとつである。Flow』は、2019年に公開された『Elsewhere』に続く、ラトビア人監督の2作目の アニメーション映画である。
頑固で独立心旺盛な 猫が目を覚ますと、そこは人間の生活がすべて消滅したかのような水浸しの世界だった。洪水は世界を荒廃させた。彼は他の動物たち(キツネザル、ラブラドール、カピバラ、鳥)と共に小舟に避難する。しかし、彼らとうまくやっていくことは、水への恐怖を克服すること以上に難しいことだった!これからは、それぞれの違いを克服し、新しい世界に適応することを学ばなければならない。
フロー』の登場人物 たちは、生き残るためにその場しのぎのボートでの共同生活を余儀なくされ、互いに我慢し、助け合い、勇気、連帯感、知性を示さなければならない。希望から絶望へ、恐怖から驚異へ、不信から友情へ...」と ギンツ・ジルバロディスは説明する。
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