毎年、パリやイル・ド・フランス地方ではアーバンアート専門のスポットが増え、ストリートアート愛好家を楽しませている。スポット13は必見の会場のひとつだが、その他のプロジェクトも定期的に、特に一時的に行われている。Planète Périphériqueフェスティバル、Permis de Démolirイベント、最近ではL'équipéeなどがそれである。
この春、ストリートアートのファンは ヴァル・ドワーズで Peintinoireを(再)発見する。2016年に閉鎖されたセルジュ=ポントワーズにあるこの元スケートリンクは、Art Osons協会の素晴らしい活動により、2023年に儚い都市美術館に生まれ変わる。パリ95県ではよく知られたこの協会は、セルジー・ポントワーズ市から、このスケートリンクに「儚い芸術創造の場としての一時的な地位」を与えたいと打診を受けた。
そこで、 アート・オソンズはすぐにこの挑戦を引き受けた。わずか3ヶ月足らずで、協会はペインティノワールの第一段階を完成させた。この作品は、7月に開催されたArt Osonsの15周年を祝う4thCaps Attackフェスティバルで一般公開された。
2023年9月、「 セルジー・ソワ!」フェスティバルの期間中、新たな第2段階がスタートする。更衣室など、かつてのセルジー・ポントワーズ・アイスリンクの付帯施設を引き継いだ後、 Art Osons協会はさらに一歩進んで、有名なスライディング・コースに取り組む。芸術家たちは、モンドリアンの正方形を芸術的テーマとし、建物の歴史的な窓と呼応させながら、滑走路を強化するために招聘された。 アート・オソンズは、42人の国内外のアーティスト、61人の地元の子供たち、そしてヴァル・ドワーズ刑務所の7人の受刑者に呼びかけ、この驚くべきカラフルな集団作品を制作した。
昨年9月に多くの来場者を迎えた後、Art Osonsは再び、アイススケートリンクを懐かしむ人々やストリートアート愛好家、そして好奇心旺盛な人々を笑顔にするために、月に一度、土曜日に無料でPeintinoireの扉を 開くことにした。
昨年1月の初オープンの後、私たちは2024年2月24日にこの場所を探検することにした。そして、才能あるストリート・アーティストたちによって昇華された2,000平方メートルの空間を持つ、この驚くべき儚いアーバン・アートの美術館を発見したときの驚きといったら。
まず、若者からお年寄りまでがローラーブレードを楽しめる広いコースがある一方、ストリートアート好きは、あちこちに点在する都市型アート作品を鑑賞することができる。作品は2li、Miam、Nash、Nexer、Oskar、Primal、Namaste、Monkiz、Horor、Homek、Lask、Ibaat Satyaなどによるものだ。技法もスタイルもさまざまで、写実的なポートレートで大成功した作品も多い。
このツアーは、1階と地下にある隣接した施設でも続けられ、ヴァル・ドワーズで制作された都市芸術作品の写真展や、数々のインスタレーション、その他にもシンテズと フレッド・クスタードによる フレスコ画や、旧更衣室で鑑賞できるこの印象的なホッケーをする恐竜など、多くのフレスコ画が展示されている!
たくさんの芸術作品がある。自分のペースで鑑賞し、旧アイスリンクの隅々に隠れている作品を発見してください。また、軽食コーナーや売店もあり、アートオソンズ協会のメンバーが来館者の質問に答えてくれる。
ペインティノワールにご興味のある方は、次回2024年 4月27日(土)と5月18日(土)の午後1時から7時までの開館をお見逃しなく。これらの日程にご都合がつかない場合は、平日でもガイドツアーや斡旋が可能ですが、事前に協会にお申し出ください。さらに朗報です:ペインティノワールの入場料は無料です!
開催日および開催時間
から 2024年4月27日 へ 2024年5月18日
所在地
ラ・ペティノワール
Allée des Arcades
95000 Cergy
料金表
無料
公式サイト
www.facebook.com
詳細はこちら
月1回土曜日開館 次回開館は2024年4月27日と5月18日、午後1時から7時まで