2000年代初頭の中国。チアオチャオとグアオビンは情熱的だが儚い恋愛関係にある。グアオビンが別の地方で運試しをするために姿を消したとき、チアオは彼女を探しに旅立つことを決意する。生涯のヒロインの愛の物語を追うことで、賈樟柯は全作品、そして 変革の渦中にあるこの国の25年の歴史にまたがる 前代未聞の映画大作を完成させた。
脚本は、2024年カンヌ国際映画祭の オフィシャル・コンペティション部門に出品されるジャ・ジャンクー監督の新作『 Caught By the Tides』のもの。出演は、中国人監督お気に入りの女優で彼の妻でもある ザオ・タオと、『A Touch of Sin 』以来のジャ・ジャンクー監督との再タッグとなるチュビン・リー。
「中国の偉大な巨匠のスタイルに忠実なこの映画は、アーカイブ映像、フィクション映像、ビデオ映像、そして驚くほどよく練られた映像が混在する中で、素晴らしい物語の流動性を持っている。この映画は、私たちが見慣れない中国について何かを語っている。そして、アーティストが自分の国をこのように表現することは、とても美しく、とても力強い。彼は、旅を価値あるものにしてくれる数多くの登場人物を通してそれを語っている」とティエリー・フレモーはカンヌの記者会見で明かした。
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