19世紀から9区に置かれてきたグランド・オリエント・ド・フランスは、フランスで最も古く、かつ規模を誇るフリーメーソン系の拠点です。この私邸のファサードの背後には、フリーメーソンの儀礼用礼拝室、図書館、アーカイブ、そして『Musée de France』の名を持つ美術館がひそんでいます。この知られざる場所の歴史と、見学の可能性を振り返ります。
パリ1区の中心部、フランス銀行の堂々たる柵の向こうに、Hôtel de Toulouse はひっそりと佇む。ルイ14世の正統の息子がかつて住んだ邸宅として、17世紀の傑作とされるこの建物には、豪華な「Galerie dorée(黄金の回廊)」が収蔵されており、パリでも最も美しい装飾のひとつと称えられている。年に数日だけ公開される、格別の宝物だ。
ギメ美術館(La Maison Guimet)は、旧ヘイドルバッハ邸の新たな装いとして、パリ16区のイエナ通りに位置する同館が、2026年5月23日から一般公開を再開します。皇帝制度の中国家具、日本庭園、茶室、ガイドツアー、そしてお茶の試飲がイベントの目玉です。私たちは現地を訪れ、その知られざる宝をお届けします。