スポーツクライミングは最近のスポーツで、最初の競技は1980年代に始まった。この種目は2018年、ブエノスアイレス・ユース大会で初めてオリンピック競技に採用された。スポーツクライミングは、2021年の東京大会、そして2024年の パリ大会でも採用された。そして、2028年のロサンゼルス大会でも再び採用される予定だ。
このアメリカ大会を待つ間、パリに注目しよう。スポーツクライミング競技は、スピード競技が2024年8月5日から8日まで、ボルダリングと難易度の組み合わせが2024年 8月5日から10日まで開催される。私たちは ル・ブルジェのクライミング 会場で選手たちを応援する。
自然の岩を登るクライミングは、古くからある種目だ。スポーティで競技的なクライミングは、1980年代半ばにイタリアで、そしてフランスで、人工のクライミングウォールを使った最初の競技会から始まった。数年後の1990年代初頭には、環境保護のため、国際大会はすべて屋内の人工的なインフラで開催されることになった。
現在、スポーツクライミングは3つの種目に分かれている。スピード競技は、高さ15メートルの傾斜壁を制限時間内(男子は6秒以内、女子は7秒以内)に登らなければならない。ボルダリング競技は4.5メートルの壁で行われ、選手たちはロープなしで、できるだけ早く、できるだけ少ない試行回数で登らなければならない。最後に難易度競技は、2人の選手が事前にルートを知ることなく、15メートルの壁を6分以内に登らなければならない。パリ五輪では、ボルダリングと難易度競技が組み合わされている。
この最近のスポーツは、ボクシングや 水泳ほど豊かな歴史はないが、すでにいくつかの印象的な記録がある。スポーツクライミングの最初のオリンピックチャンピオンは、ヤンヤ・ガーンブレット(スロベニアの選手)とアルベルト・ジネス(スペインのクライマー)である。世界スピード記録は、15メートルの壁を5秒で登ったインドネシア人のキロマル・カティビンのものである。女子では、ソルトレイクシティで開催されたIFSC2022ワールドカップで6.52秒を記録したアレクサンドラ・ミロスラフ(ポーランド)が記録を保持している。
つまり、フランスには強力なライバルがいるということだ...。しかし、メダルはまだ手の届くところにある。ファニー・ジベール、アヌーク・ジョベール、マニュエル・コルヌ、ジュリア・シャヌルディなどだ。
このオリンピック・スポーツを試して みたい?パリとイル・ド・フランス地方で、このスポーツを楽しみ、息抜きできる場所をいくつか紹介しよう。
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開催日および開催時間
から 2024年8月5日 へ 2024年8月10日
所在地
ル・ブルジェ・クライミング・サイト
7 Rue Roger Salengro
93350 Bourget (Le)
アクセス
ル・ブルジェ・クライミング・サイトには、ル・ブルジェ駅(RER BおよびトラムT11)がある。
公式サイト
www.paris2024.org