ケ・ブランリー美術館の庭園が夏の間、野外映画館に変身する。2023年7月13日から8月20日まで、伝説的なスタジオジブリに焦点を当てたプログラムで、来館者は日本アニメーションの傑作に浸ることができる。
このイベントの目玉は、スタジオジブリとのコラボレーションによる国際タピスリー協会(CITE internationale de la tapisserie d'Aubusson)の作品、タピストリー「アシタカ、悪魔の傷を癒す」の展示だ。宮崎駿監督の映画『プリンセス・モノノケ』にインスパイアされたこのタペストリーは、美術館のロビーに展示されている。
スタジオジブリの柱である宮崎駿と 高畑勲だけでなく、京都アニメーション、Production I.G、Signal.MDなど、日本のアニメーション界を代表するスタジオが参加する。
このイベントは、宮崎駿監督と米林宏昌監督の作品で扱われているエコロジー問題のプラットフォームを提供するものである。これらの作品は、農村の変容、土地の都市化、人間の責任、人間以外のものの役割といった現代的な問題を取り上げている。
詳しい上映プログラムは以下の通り:
ファミリー上映(無料、当日受付でチケットを受け取る):
Les Jeudis d'Été』(上映前に30分間の発見・紹介セッションがあります。これらの上映はオンライン予約が必要です):
テアトル・ド・ヴェルデュールの牧歌的な雰囲気の中で、日本のアニメーションのプリズムを通して自然とのつながりを取り戻す「サマー・ガーデン2023」プログラムをお楽しみください。神秘的な沼地から毒の森まで、時に現実的で、時に空想的で、時に神秘的な自然を発見する。タヌキやトトロなどのイノシシに囲まれた旅だ。
自然とアニメーションが融合した、この夏の映画の祭典で、私たちはセンセーショナルな体験をすることになる。スタジオジブリのファンの方も、好奇心旺盛な初心者の方も、ケ・ブランリー美術館 でこれらの素晴らしい野外映画を発見、再発見できることを楽しみにしています。野外映画がこれほど魅力的だったことはありません。
夏のガーデンプログラム
ジャルダン・デテ2023:ケ・ブランリー美術館の無料祝祭フェスティバルがスタート
ケ・ブランリー美術館は、2023年7月8日から8月27日まで、夏祭りイベント「Jardin d'été(ジャルダン・デテ)」を開催します。今回は、宮崎駿監督の有名な日本のアニメーション映画『もののけ姫』にインスパイアされたオーブッソンのタペストリー『アシタカ、悪魔の傷を癒す』が登場します。この壮大な芸術作品を発見するまたとない機会であり、野外映画館を含む数々の無料イベントをお楽しみください。 [続きを読む]