クリスチャン・ディオールの伝記映画が初めてスクリーンに登場する。

発行元 Audrey de Sortiraparis · 写真: Audrey de Sortiraparis · 掲載日 2023年12月31日午後05時47
クリスチャン・ディオールが、エルザ・ジルベルスタイン製作の伝記映画の焦点となる。1947年から1957年のパリを舞台にしたこの映画は、ムッシュ・ディオールのミステリアスな人柄、ファッション界での出世、そして彼の人生の親密な瞬間を明らかにすることを約束している。すでに分かっていることは以下の通り。

カール・ラガーフェルドの半生を小さなスクリーンで描いた後、今度は伝説のファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールの 伝記映画が作られる番だ。アメリカのメディア『Variety』によると、この映画は、フランスのファッション・ハウスで長年働いた彼女の母親にちなんで、エルザ・ジルベルスタインがプロデュースする予定だという。昨年2月のセザール賞で『Simone, le voyage du siècle』を成功させたエルザ・ジルベルスタインは、ディオールの物語に魔法のようなタッチを加えたいと考えている。

この映画の舞台は、クリスチャン・ディオールが初めてアイコニックなコレクションを発表した1947年から1957年に亡くなるまでのパリ。ディオールハウス内でのデザイナーの出世、そしてジャック・ベニータとのロマンスなど、彼の人生における親密な瞬間が描かれる。

エルザ・ジルベルスタインにとって、ムッシュ・ディオールは「私生活について非常に控えめ」であり、今日に至るまで、その個性を定義することは非常にミステリアスである。「常に控えめで、同時にとても溌剌としていた」この2つの資質が彼を魅力的にし、彼の遺産はより特別なものとなった。

キャスティングはまだ明らかにされていないが、エルザ・ジルベルスタインがディオールスタジオのディレクターであり、ファッションハウスに欠かせない従業員であるレイモンド・ゼーナッカーを演じることはすでに発表されている。脚本家のジュリアン・テイセール(Netflixの『Plan Cœur』)が本作の脚本を担当する。

伝記映画に加え、ディオールのアイコニックなスタイルは、クチュリエ役のベン・メンデルソーン、カトリーヌ・ディオール役のメイジー・ウィリアムズ、ココ・シャネル役のジュリエット・ビノシュが出演するApple TV+のシリーズ「The New Look」でも描かれる。

公開日はまだ未定だが、この新しいファッション映画を見るのが待ちきれない!

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