カンヌ国際映画祭のパラレルセレクションで、長編第1作と第2作に焦点を当てる『LaSemaine de la Critique 2024』が、5月15日から23日まで開催されるコンペティション部門のセレクションを発表した。新作には、マルセロ・カエターノ監督の ブラジル映画『Baby』が含まれる。
少年院を出たウェリントンは、両親の消息もわからず、新しい生活を始めるための資金もないまま、ひとり サンパウロの路上で漂流していることに気づく。ある日、ポルノ映画館を訪れたウェリントンは、そこでロナウドという大人に出会う。二人の関係は、搾取と保護、嫉妬と共犯の間で揺れ動きながら、少しずつ相反する情熱へと発展していく。
マルセロ・カエターノは ブラジルのベロオリゾンテ出身。サンパウロ大学で人類学、視聴覚学、文学を学んだ後、2017年に初の長編映画『Corpo Elétrico 』を製作した。この賞は初監督作品を対象としているため、『ベイビー 』は2024年のカメラ・ドールには出場できない。
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