パトリシア・マズイ監督はカンヌ映画祭の常連で、1989年に長編処女作『 Peaux de vaches』を発表。2作目の『Saint-Cyr』は2000年のある視点部門に選出。同作品はフランス映画部門でジュネス賞を受賞。
フランス人監督が、2024年の監督週間に選ばれた『 La Prisonnière de Bordeaux』でクロワゼットに戻ってきた。キャストには、イザベル・ユペールとハフシア・ヘルジという 、私たちが大好きな二人の主役が名を連ねている。
大きな町の家で一人暮らしをするアルマと、郊外に住む若い母親ミナは、同じ場所に留置されている二人の夫の不在を中心に生活を組み立てている。面会室を訪れた2人の女性は出会い、ありそうでなかった、そして波乱に満ちた友情を育む。
LaQuinzaine des Cinéastes批評: 「 『土星のボウリング』の 対極として 、パトリシア・マズイ監督は、階級関係を背景に、女性の解放と姉妹愛を描いた映画を作り上げた 。主役のイザベル・ユペールとハフシア・エルジは、過去を過去のものとし、男性の支配から解放されたいという共通の願望によって結ばれ、素晴らしく効果的なペアを形成している。男尊女卑も中途半端さもなく」。
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