11日間にわたる上映とミーティングを終え、待ちに待った授賞式を前に、2024年版監督週間は5月25日、2016年の批評家週間で特別上映された『Apnée』や2021年カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニングで上映された『Oranges Sanguines』を手がけたジャン＝クリストフ・ムリッセ監督の『Les Pistolets en plastique』の上映をもって幕を閉じる。
40代のウゼスが警察に逮捕される。フランス当局は、彼が数年前に妻と3人の子供を殺害した容疑で指名手配されているポール・ベルナルダンであると確信する。男が無実を主張する一方で、2人の素人刑事、レアとクリスティーヌが並行して捜査を進める。彼らは事件の詳細を知り尽くしており、ウゼスが家族を殺した犯人だと確信する。一方アルゼンチンでは、謎めいた過去を持つ40代のフランス人が、若く可愛い婚約者と結婚式を祝っていた...。
出演はデルフィーヌ・バリル、シャルロット・レンメル、ローラン・シュトッカー。
Quinzaine des Cinéastes』批評： 「近年のフランスで最も印象的なニュースのひとつにインスパイアされた ジャン＝クリストフ・ムリッセ監督の 『Les Pistolets en plastique』は、 優秀でワイルドな俳優たちによる陽気なコメディ である。 この残酷な小劇場では、男が家族を皆殺しにし、忽然と姿を消す。殺人犯と思われる男に似ているのは、必ずしも偶然ではない」。
カンヌ国際映画祭2024：監督週間上映作品決定
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