Godzilla Minus Zeroの新たな予告編が公開され、フランスでの公開は2026年11月4日を迎える。監督は山崎貴、このGodzilla Minus Oneの直接続編はIMAXで上映され、日本語オリジナル版の字幕付きとフランス語吹替版の3形態で観客に届けられる。
レビュー
ゴジラが帰ってきた……しかも、ひとりではない!『ゴジラ-1.0』の続編となる本作には、シリーズの複数の作品に登場してきた怪獣、キングギドラが姿を現す。アクションシーンの詳しい説明は、映画を存分に楽しんでいただくために控えるが、その見応えは抜群で、躍動感にもあふれている。ゴジラの出番は『ゴジラ-1.0』よりやや少ないものの、こちらも負けてはいない。
この2体の怪獣によって、迫力満点のシーンがたっぷり楽しめる。映像効果も圧巻で、『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞視覚効果賞を受賞したのも納得だ。ぜひ大スクリーンで観てほしい。
本作はとても観やすい作品だ(複雑な筋書きはなく、あくまで大作娯楽映画だ)が、できれば先に『ゴジラ-1.0』を観ておくのがおすすめだ。というのも、『ゴジラ-0.0』は前作から完全につながる物語だからだ。舞台は前作の2年後、同じ環境で、同じ登場人物たちが活躍する(新たな人物も何人か加わる)。そのため、『ゴジラ-1.0』を初めて観たときのような「すごい!」という驚きは薄れるものの、新たな一編を楽しむ妨げにはならない。
『ゴジラ-0.0』は『ゴジラ-1.0』の正統な系譜に連なる作品であり、2作で完全に一貫した物語を形作っている。両作の違いを挙げるとすれば、「アクションとドラマのバランス」だろう。『ゴジラ-1.0』がほぼ全面的にアクションに重点を置いていたのに対し、『ゴジラ-0.0』は人間ドラマにも力を入れている。アメリカの占領下で、第二次世界大戦の傷がなお癒えず、苦難にあえぐ日本の姿や、原爆のトラウマも描かれる(新たな登場人物のひとり、村上は広島で家族の中でただひとり生き残った人物だ)。主要人物たちも、数々の選択を迫られる。演出面では、もともと特殊効果を専門としていた山崎貴監督が、『ゴジラ-1.0』を手がけ、同作が社会現象となるなかで、またたく間に経験を積んだことが感じられる。続編はさらに完成度を高めており、『ゴジラ-1.0』と同じく、長い歴史を誇るゴジラシリーズの傑作のひとつに数えられる。
物語は1949年を舞台に、ゴジラ マイナスワンの出来事から2年後の物語だ。戦後の復興と怪獣の脅威が去った後、日本は日常を取り戻そうと懸命に歩み始めるが、そこに新たな脅威がこのはかない平穏を打ち崩す。物語はとりわけ志木島家の歩みに焦点を当てて描かれる。
神木隆之介と浜辺美波は志岐島コウイチと志岐島ノリコの役を再演。彼らは吉岡秀隆、山田裕貴、佐々木蔵之介、安藤サクラ、田中美穂と再会する。キャストにはMin Tanakaも加わり、戦争によって深く傷ついた生物学者・村上寛次を演じる。
山崎貴が再び監督・脚本・視覚効果の監修を担う。2023年公開のGodzilla Minus Oneは、戦後の日本を舞台にGodzillaの位置づけを刷新し、シリーズを新たな局面へと導いたうえで、視覚効果部門のアカデミー賞を受賞した。
Godzilla Minus Zeroはシリーズにとって技術面の節目となる作品だ。IMAX認証の高精細デジタルカメラを使って日本映画として初めて撮影されたほか、この規格向けに東宝が手がけた初のゴジラ作品でもある。
本作は、ゴジラデーを軸に世界公開を絞り込んで展開。日本では11月3日に公開され、1954年公開の長編作品の記念日を祝う日付となる。北米では11月6日に公開予定だ。フランスではAnime Limited、Apollo Films Distribution、CGR Eventsの三社が配給を担当する。
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