マリオカートワールド：Nintendo Switch 2でついに発売された新作レーシングゲームのレビュー

2025年4月2日のNintendo Directで発表された新タイトル「マリオカートワールド」で、マリオカートのライセンスが拡大された。このゲームは2025年6月5日にNintendo Switch 2で独占発売された。我々はそれをテストしたので、そのすべてをお伝えしよう。

反射神経を研ぎ澄ませてアクセルを踏み込め：友情を壊す時が来た...。再び。2025年6月5日、Nintendo Switch 2専用ソフト『マリオカート』の新作が発売された。Nintendo Directでお披露目された『マリオカートワールド』では、さらにユニークなコースと、ゲームに革命をもたらす新たなゲームプレイ要素が約束されている。

マリオカートワールドのトレーラー：

マリオ、ルイージ、ピーチ、クッパ、ヨッシーたちが、『マリオカートワールド』のレーシングサーキットに帰ってきた。カート、ボート、バイクでフルスピードで探検する新しい世界がある。ジャングル、砂漠、街中、水上、雪山......実にさまざまなコースがあり、それぞれにトラップやショートカットが用意されている。

マリオファン待望のこの新作は、初心者からベテランドライバーまで幅広い層にアピールするはずだ。このまったく新しいタイトルでは、周囲の景色や環境をうまく利用することができる。コース上のバナナを避けたい？フェンスや電線をよじ登れ！地面に人が多すぎる？壁を乗り越えよう。ちょっとした想像力と才能があれば、レースのリーダーボードはあっという間にひっくり返るだろう...。

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しかし、このゲームの大きな目新しさは、そのオープンワールドにある！目に見えない境界線や明確な道といったものはもうない。 ライドモードでは、カートで各ワールドを自由に探索できる。このモードはマルチプレイでも利用できる。

グランプリ・モードでは、プレイヤーは4つのレースで競い合う。また、4つのワールドをつなぐ旅の途中でも競い合う！スタートラインには24人のプレイヤーが並び、これまで以上にタフな戦いが繰り広げられる。サーキットには、サーガを象徴するキャラクターたちや、グーンバ、スパイク、ペンギンといった新キャラクターも登場する。

サバイバルモード（こちらも新登場）では、一人で冒険の旅に出ることができる。マップを縦横無尽に走り回り、ワールドからワールドへと移動し、リーダーボードのトップに君臨して、冒険から叩き出されないようにしよう。

ゲームプレイの面では、スピードがアップするチャージジャンプや景色をグラインドするなどの変わった技やテクニックもある。最も驚くべき機能は「巻き戻し」機能で、失敗したアクションを完了させるために時間を数秒巻き戻すことができる。ただし、巻き戻し中も他のプレイヤーは前進し続けるので注意が必要だ。ボーナスを獲得する価値があることを確認しておこう。

マリオカート・ワールドのレビュー：

Nintendo Switch 2で、2人用のローカル・マルチプレイヤー・レースゲームを1時間半ほど試遊した。このゲームはテレビでプレイしたもので、ゲーム機を手にしてのテストはまだしていない。

ジョイコンを手に、道路に釘付けになりながら、この新世代のマリオカートの素晴らしい感触を味わった。ゲームは とても滑らかでカラフルだし、Switch 2のグラフィックは一流だ。

新しいコースも素晴らしく、拡張されたマリオの世界のさまざまな要素を取り入れ、世界中をレースで駆け巡る。雪、砂、水、街の中心、お化け映画館......。宇宙でも！実際、ライドモードではこうしたさまざまな舞台を探索する楽しみが満載だ。

クラシックなグランプリ・モードは、以前のバージョンとほとんど変わっていない。新しいオブジェクトは独創的で、ゲームをひっくり返すサプライズ要素もあり、ゲームプレイに新次元をもたらす。特筆すべきは、大勢で試したわけではないことだ。24人のドライバーの群れに紛れると、もしかしたらフラストレーションがたまるかもしれない。

この大作の新機能であるサバイバル・モードはうれしい驚きであり、チームにとってはありがたいチャレンジだ。サーキットは互いに流れるように続いていく（次のレースに進んだかどうかわからなくなることもあるほど）。レースラップは互いに追従し、似て非なるものであるため、プレイヤーは順応することを余儀なくされる。上位をキープしなければ競技を続行できず、レース終盤までたどり着けないというのも楽しいチャレンジであり、時には激しいレースを展開する！

もちろん、ライドモードも試してみた。目的もなくのんびりとドライブするのもいいし、ゲームの限界を試してすべてを壊すのもいい。チャレンジはサーキットのあちこちに隠されている。このモードでは、ショートカットや珍しいキャラクター、風景を見つけたりしながら、ワールドを探索することもできる。オープンワールドのため、サーキットからサーキットへと境界線なく移動することができ、まるでマップがひとつの大きな世界であるかのようだ。

全体として、この最初のテストでは不快な驚きはなかった。バグもなく、イライラするような制限もなく、ただ 探検するのが楽しい新しい世界だった。このジャンルのファンや任天堂とマリオのファンにとっては最高のゲームであり、初めての人にはレースゲームの入門編としていい。また、任天堂が得意とするやり方で、友達と一緒に遊ぶのにも最適なゲームだ。