パリ8区、シャンゼリゼ通りの端に位置するグラン・パレは、首都で最も素晴らしい宝石のひとつである。毎年200万人以上の観光客が訪れるこのモニュメントは、古典主義とアールヌーボーを融合させた建築、印象的なガラスの屋根、展示スペースや美術館としての多目的機能で有名である。改修のため閉鎖されているこのモニュメントは、2024年のオリンピックに合わせて再オープンする予定だ。
巨大なガラス屋根の下では、次々とイベントが開催される。年間を通して(長い工事期間の前)、グラン・パレでは 、世界の一流シェフが一堂に会し美食家たちを唸らせる「テイスト・オブ・パリ 」や、世界最大の屋内スケートリンクがお目見えする「グラン・パレ・デ・グラッセ 」などの一大イベントが開催 されるほか、アートフェアやあらゆるジャンルの大規模な展覧会も見逃せない。
グラン・パレの歴史は、1900年の万国博覧会のために設計された19世紀末に始まった。アンリ・ドゥグラン、アルベール・ルーヴェ、アルベール=フェリックス=テオフィル・トマ、シャルル・ジローの4人の建築家が共同でこの傑作建築を作り上げた。1897年に着工し、1900年に完成した。鉄骨、石、ガラスを組み合わせた印象的な構造で、40人の現代芸術家の作品が装飾を彩っている。第一次世界大戦時には 軍事病院として、第二次世界大戦時にはドイツ軍車両の保管庫として使用された。
フランスの歴史と文化の生きた証。8区という恵まれた立地、類まれな建築様式、豊かな歴史は、観光客のみならず地元の人々にとっても必見です。
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所在地
グラン・パレ
3 Avenue du Général Eisenhower
75008 Paris 8
アクセス
シャンゼリゼ・クレマンソー通り
公式サイト
www.grandpalais.fr
詳細はこちら
再開は2024年。