ヒップホップ、エレクトロ、メタルに続き、 フィルハーモニー・ド・パリは ディスコに注目する!80年代に世界的な現象となったこの音楽ジャンルは、ラ・ヴィレットにある文化施設が選んだ新しいテーマだ。2025年2月14日から8月17日まで開催される "Disco I'm coming out"展は、1970年代初頭にアメリカで生まれたこのスタイルの足跡をたどりながら、来場者を過去へと誘う。
ディスコ・ミュージックは 、アメリカの黒人の歴史と文化にしっかりと根付いており、時の試練に耐えたカルト・トラックのおかげで、何世代にもわたってその足跡を残してきた。
オーディオビジュアル・アーカイブ、写真、楽器、衣装のコレクションを通して、「ディスコ、カミングアウト」展は、何百万人ものダンスフロア・ファンを踊らせ、今日に至るまで踊り続けているこの音楽ムーブメントの政治的・祝祭的側面を示すことを目的としている。さらに、ディスコはダンスフロアでさまざまなマイノリティや社会階級をひとつにまとめてきた。
ディスコ・ミュージックは、シック、シンガーのシルヴェスター、プロデューサーのジョルジオ、セローネ、ジャック・モラーリのような才能ある先見の明を持ったアーティストが名を馳せることを可能にした一方で、ダイアナ・ロス、ドナ・サマー、グレース・ジョーンズのような伝説的な歌声にも誇りを与えてきた。
また、アーティストやデザイナーにとってのディスコの美的魅力も探求され、もちろん映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の世界的な成功も含め、ディスコがポップカルチャーに統合されたことも明らかにされる。
パリのディミトリによるオリジナル・リミックスとともに、展覧会はフィルハーモニー・ド・パリの展示スペースで2025年2月14日から8月17日まで開催される。この文化的なイベントを記念して、2月21日から23日まで、セローネ、ダビウル・ライブ・バンド、ディスコ・パーティー、ワッキング・ダンス・バトルなど、多数のコンサートが予定されている!プログラムの詳細はフィルハーモニーの公式ウェブサイトをご覧ください。
開催日および開催時間
から 2025年2月14日 へ 2025年8月17日
所在地
フィルハーモニー・ド・パリ
221 Avenue Jean Jaurès
75019 Paris 19
アクセス
地下鉄5号線「ポルト・ド・パンタン」駅
料金表
€14
公式サイト
philharmoniedeparis.fr