低気圧イレーヌがフランスの北半分を通過するため、今後数時間はフランス全土で厳しい天候となりそうだ。「フランスは今週半ば、気団衝突の渦中にある。低気圧がビスケー湾から北上し、火曜日から木曜日にかけてフランス北部を通過する」とChaîne Météoは説明する。
気温が非常に低いため、フランスのいくつかの県では 氷雨が予想されるが、雪が復活する可能性もある。フランス気象庁は本日の発表で、18の県に雪と凍結性雨の危険 性をオレンジ色で表示した。パリとイル=ド=フランス全域がこのオレンジ警報の影響を受け、 2024年1月16日(火)午後10時から開始される。
火曜日の夜、イル=ド=フランス地方全域で氷点下が予想され、イヴリーヌ県南部では-6℃まで気温が下がる。火曜日の夜、フランス気象庁はイル=ド=フランス全域で氷雨を予報しており、セーヌ=エ=マルヌ県のフォンテーヌブロー周辺では-8℃まで気温が下がる。
パリとイル・ド・フランス地方の 1月17日(水)の天気予報は?1月17日(水)のパリとイル=ド=フランス地域圏の天気予報は? パリ全域がこの オレンジ色の雪氷警報の影響を受ける。なお、イル=ド=フランス地域圏は水曜日、「雨と洪水」の黄色警報が発令される。
イル=ド=フランス地域圏では、水曜日の午前中と午後に 雨が降り、気温は午前中1℃~3℃、午後は1℃~12℃(セーヌ=エ=マルヌ県南部)。エソンヌ県とセーヌ=エ=マルヌ県だけは、気温が高いため、夕方には雪を免れるだろう。
一方、 水曜から木曜の夜にかけては、イル・ド・フランス地方全域で降雪が予想されている。La Chaîne Météoによると、北部、ノルマンディー沿岸部、パリ北部で1~5cmの積雪が予想されている。
1月18日(木)の朝、イル=ド=フランス地方は一面の雪景色で目覚めそうだが、セーヌ=エ=マルヌ県南部以外は晴れの予報。気温は、早朝は0℃を下回り、午後には2℃まで上がるだろう。夕方には寒さが戻り、気温は-2℃から-5℃の間で変動する。
パリおよびイル・ド・フランス地方では、今後数時間に予想される氷雨と雪により、 道路が滑りやすくなる。このため、パリ地方では、車の運転には十分注意するよう呼びかけている。また、RERや Transilienなどの 公共交通機関にも支障が出る可能性がある。詳細はRATPと SNCFのウェブサイトをご覧ください。
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