戦争は終わった。しかし、帰還しなかった人々を今も探し続ける家族がいる。France 5で放送される『人生、そしてそれだけ』の舞台は1920年。ベルトラン・タヴェルニエは、第一次世界大戦で行方不明になった人々の記録を作成し、戦死者の身元を確認する任務を負ったデルプランヌ司令官を、映画の中心に据えている。
フィリップ・ノワレが演じるのは、書類や遺体と向き合い、遺族の待つ姿を目の当たりにする将校だ。彼は夫を捜す女性イレーヌと、婚約者から便りが途絶えた女教師アリスに出会う。サビーヌ・アゼマとパスカル・ヴィニャルが、異なる社会階層の出身ながら、同じ不安を抱えるこの二人の女性を演じる。
タヴェルニエとジャン・コスモスが脚本を手がけたこの映画は、個人の捜索を、無名戦士の遺体を選ぶことへと結びつけている。こうして物語は、国を挙げた追悼の陰に、名前や個人の物語をめぐる問いを残す。1989年に公開され、ノワレがセザール賞主演男優賞、オズワルド・ダンドレアが同賞音楽賞を受賞した。
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