2025年3月7日(金)に パリ北駅を発着する公共交通機関利用者に悪いニュースだ。珍しく、「第二次世界大戦時の不発弾が線路近くで発見された」というのだ。
BFMTVの取材に応じたSNCFの経営陣によると、発見されたのは夜間のことで、 「パリ北駅の上流で作業中」、正確には 「駅から2.5キロ離れた線路の真ん中」にあるサン・ドニで発見されたという。BFMTVによると、発見後、「パリ警察の要請により」通行が中断されたという。
今朝から、北駅を発着する多くの路線で列車の運行が中断され、混乱が生じている。
具体的には、 RERのB線とD線、トランシリアンのH線とK線など、パリ近郊の複数の路線で現在混乱が発生している。記者会見で フィリップ・タバロ運輸相は、地雷除去作業は完了し、鉄道の運行は「午後6時から」徐々に再開されると発表した。
RER B線では、北駅(Gare du Nord)とラ・プレーヌ(La Plaine)-スタッド・ド・フランス(Stade de France)間の 両方向で交通が乱れている。なお、その他の路線でも交通が乱れている。ただし、交通は18時から徐々に再開される見込み。トランシリアンSNCFのウェブサイトには、「交通障害は本日末まで続く」と記載されている。
RER D線では、パリ・リヨン駅とスタッド・ド・フランス・サン・ドニ駅の間で両方向に列車の運行が中断され、「その他の区間ではかなり遅くなる」。さらに、「所要時間は約25分から30分延長され、サービスの変更や運休も発生する」とトランシリアンSNCFは警告している。
トランシリエンH線では 、サン・ドニとパリ北駅の間で交通が乱れている。こちらも午後6時から徐々に再開される予定。
最後に、トランシリアンK線 、 列車は現在 オールネー・スー・ボワとパリ北駅の間で両方向とも停止している。再開時刻は18時と発表されている。
ユーロスターは ?今週金曜日、パリ発着のユーロスターは全便運休となる。ただし、「ブリュッセル-マルヌ・ラ・ヴァレ間、ロンドン-ブリュッセル間、ロンドン-アムステルダム間は通常通り運行する」とユーロスターは発表している。
北駅を発着する TER線についても、「交通に大きな混乱が生じている」。この混乱のため、乗客は代替路線を利用するよう勧告されている。
公式サイト
www.transilien.com



















