クリストフ・オノレが カンヌで作品を発表するのは今回で7度目となる。彼が最後にクロワゼットに登場したのは2019年、ある視点部門に選出された『Chambre 212』だが、この フランス人監督をオフィシャルコンペティション部門で見つけるには2018年、『Plaire, aimer et courir vite』まで遡る必要がある。
新作『Marcello Mio』で、 クリストフ・オノレは 2024年カンヌ国際映画祭の 公式コンペティション部門に大きく復帰する。この作品はキアラという女性の物語である。彼女は女優で、マルチェロ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴの娘である。ある夏、自分の人生が混乱しているとき、彼女は父の人生を生きるべきだと自分に言い聞かせる。それ以来、彼女は父のように服を着、父のように話し、父のように呼吸をし、周囲の人々がそれを信じ始め、彼女を「マルチェロ」と呼ぶようになる。
"マルチェロ "とは、今年生誕100周年を迎えるマルチェロ・マストロヤンニのこと。この映画では、明らかに彼ではなく娘のキアラが、父の肌、影、精神の中に旅立つことを決意する。出演しているカトリーヌ・ドヌーヴも驚いている。ファブリス・ルキーニ、ベンジャミン・ビオレイ、メルヴィル・プポーという、キアラ・マストロヤンニの心に寄り添う男たちの小さなチームもいる。この作品はフィクションであり、ドキュメンタリーではありませんが、実話です」と映画祭の記者会見でティエリー・フレモーは語った。
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