首都がデザインの流行に追いつくとき、その象徴的なモニュメントに創造性の波が押し寄せる。9月4日から13日まで開催されるパリ・デザイン・ウィーク2025では、コンコルド 広場に 建つオテル・ド・ラ・マリーヌ(旧王室家具収蔵庫)が、センセーションを巻き起こすことを約束するサイトスペシフィックな作品のために、新たな現代の才能を迎える。2024年のウクロニア集団によるXXLの四柱式ベッドに続き、2025年9月3日から21日までのヘリテージ・デイズまで、ジェレミー・プラディエ=ジュノーが「Le Labyrinthe」と呼ばれる記念碑的なインスタレーションでコート・ドヌールを占拠する番だ。
17世紀に流行した様式を取り入れたこの迷宮は、3つの章に分かれている。ギャラリストでありキュレーターでもあるジェレミー・プラディエ=ジュノーは、「迷宮は、楽しみ、笑い、祝うことのできる場所である」というひとつの合言葉のもと、現代デザイン、美術工芸、フランスの伝統を融合させた。
没入型かつ詩的な空間構成として考案されたこのインスタレーションは、フランスのノウハウとダイダロスの神話を称えている。また、VIPラウンジに展示された家具や装飾美術品の展示を通して、王室初の家具保管所であるオテル・ド・ラ・マリーンの歴史にも敬意を表している。
約1ヶ月間、オテル・ド・ラ・マリーンは、歴史的遺産と現代のクリエイションが融合したアーティスティックな迷路へと変貌する。パリデザインウィーク2025の ハイライトのひとつである!
開催日および開催時間
から 2025年9月3日 へ 2025年9月21日
所在地
オテル・ド・ラ・マリーン
2 Place de la Concorde
75008 Paris 8
アクセス
M°コンコルド(1、8、12番線)
公式サイト
www.maison-objet.com
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迷宮への入場は無料。館内のデザイン展は通常の入場券で入場できる。



























