毎年9月のパリとイル・ド・フランス地方は、ジュルネ・デュ・パトリモワン(遺産の日 )で華やぐ。この見逃せないイベントは、 文化的なお得感と新しい発見の代名詞である。年に一度、ヨーロッパ全土で開催されるこのイベントは、地元住民や観光客を招待し、ユニークなイベントプログラムを通じて、遺産の至宝を発見してもらう。
この 特別な週末の間、美術館や 博物館、歴史的建造物や プライベートな会場、シャトーや 美しい庭園など、多くの名所がその役割を果たし、多くの場合無料のツアーや ワークショップ、イベントを提供する。
好奇心旺盛な人、一般的な道を好まない人にとって、ヘリテージ・デイズは、普段は立ち入ることのできない場所への前例のない訪問を楽しみ、 首都の小さな秘密、つまり、誰もが訪れたことを自慢したくなるような知られざる場所を 発見する機会でもある。
第43回パリの patrimoine デーを迎えるこの機会、パリ第19区の 19e arrondissement de Paris にて、同名の公園内にある「レガール・ド・ラ・ランテルヌ」に足を運んでみませんか。レガールとは、管路へと通じる半球状の構造物の呼称です。17世紀に築かれたこの「ランテルヌのレガール」は、ベルヴィーユ旧水道の主要なアクセス口です。9月19日(土)には、この場所で特別なプログラムが待っています。
解説付きの見学 - 事前予約制
ランタンの眺望点は1613年に完成し、ベルヴィルの大水道の頭部を成しています。およそ400年以上の歴史を持つこの構造物は、パリ初期の泉へと水を届けた水道システムの要となる遺構です。
この水道は、中世以降北東パリの丘陵地帯を水源として発展し、パリの初期の噴水を支えた最も重要な遺跡。ランタンの眺望点は、円形の建築物を石材の厚い壁で囲み、ドームを載せたデザインが特徴です。内部には石作りの二重階段が水を集める貯水槽へと降り、丘の頂部から排出された水を受け止めます。眺望点内部からは、水道の大回廊の一部(13世紀〜14世紀)を間近に辿ることができます。
全体の造りには細心の配慮が見て取れ、現存する東パリの歴史建造物の中でも特筆すべき存在です。場所はベルヴィルの「フェット広場」界隈の、にぎわいを見せる公共庭園の中に静かに佇んでいます。
この遺構は驚きと発見に満ちており、かつてのパリの生活を今に伝える貴重な証言でもあります。
ランタンの眺望点は、何世紀にもわたる努力の結晶として、市民へ水を供給し続けてきた歴史を物語り、いまだに貴重な水資源の重要性を改めて示しています。
ランタンの眺望点は1899年に歴史的モニュメントとして指定されており、通常は公開されていません。
参加条件: 登録は9月5日(土)から受付開始 - 無料 | 予約は必須 - https://my.weezevent.com/regard-de-la-lanterne-2026
時間: 2026年9月19日 土曜日 12:00〜12:30、12:30〜13:00、13:00〜13:30、13:30〜14:00、14:00〜14:30、14:30〜15:00、15:00〜15:30、15:30〜16:00、16:00〜16:30、16:30〜17:00 | 2026年9月20日 日曜日 11:00〜11:30、11:30〜12:00、12:00〜12:30、12:30〜13:00、13:00〜13:30、13:30〜14:00、14:00〜14:30、14:30〜15:00、15:00〜15:30、15:30〜16:00、16:00〜16:30