2025年9月15日から16日にかけての夜、パリ5区にある自然史博物館で強盗事件が発生した。警察関係者によると、犯人は推定60万ユーロ相当の金塊を盗むことに成功したという。
博物館の一般公開が終了した火曜日の朝10時頃、地質学・鉱物学展示室から貴重な作品が消えていることにメンテナンスの職員が気づいた。展示品を保護する鎧張りの展示ケースが、吹き矢で攻撃され、壊されていたのだ。調査員は現場で、使用された工具と、階段の吹き抜けに放置されたアングルグラインダーを発見した。また、切り落とされた非常扉も、その几帳面さを物語っている。
今回の侵入は、昨年7月に同博物館を襲ったサイバー攻撃からわずか数カ月後のことである。当時、同博物館のビデオ監視システムと警報システムがハッキングされ、次回の展覧会は中止に追い込まれた。
美術館の公式サイトでは、当該ギャラリーの一時閉鎖を告知しているだけだ。
パリを代表する科学・文化施設のひとつを台無しにしたこの侵入事件の犯人を突き止めるべく、捜査が開始された。















