伝統的には、 越冬 地から避暑地( 春)へ移動し、秋にはその逆を繰り返すという目的で、山岳地帯の高地または中高地で行われる。イル・ド・フランス地方は 山岳地帯ではないが、数年前に ラ・ヴィレット公園で 行われた牛の群れのように、今でも放牧を続けている羊飼いもいる。
ドメーヌ・ド・モントジェによれば、エソンヌ県では、 繊細な自然地域(ENS)の適切な管理にはエコ放牧が不可欠である。そこで数年前から、ヴァルピュイゾーのボーモン牧場を経営する羊飼いのシル氏は、250頭の羊を率いて 大規模な放牧を実施している。
今年は、ENSピエルフィットからエタン、ENSドゥ・ラ・ジャスティス、ラ・フェルテ・アレまでの 3日間を彼と一緒に歩くことができる。
この大移動のプログラムについて:
- 29日(金)17時~:エタンのCoteaux de Pierrefitteを出発(Chemin de la Roche du Temple、91150エタン)。
- 30/08(土)9:00-9:30am:オルモワ・ラ・リヴィエールの洗濯場(rue de l'Eglise, 91150 Ormoy-la-Rivière.)で1回目の休憩。オルモワ・ラ・リヴィエール市との共催で羊飼いとの面会が予定されている。
- 30日(土)15:00~:ボワシー・ラ・リヴィエールのメニル=ジロー農園(Route de Boissy, 91150 Boissy-la-Rivière)にて第2回目。羊飼いが自身の活動を紹介し、Conservatoire des Espaces Naturels Sensiblesが牧畜を通じた自然環境の管理について話す。
- 8月31日(日)午前9時~9時30分頃:La Forêt-Sainte-Croix (chemin des Vignes, 91150 La Forêt-Sainte-Croix.羊飼いとのミーティングも予定されている。
パリにいながらにして羊飼いの伝統を知ることができる!