パリ:最後にセーヌ川が凍った時のイメージを再発見する

発行元 Graziella de Sortiraparis · 掲載日 2024年1月8日午後02時23
首都を横切るセーヌ川が、厳しい寒さの末に凍りつく姿は、今では想像もできない。しかし、セーヌ川が最後に氷に覆われたのは1956年のことだった!写真を見てみよう。

セーヌ川はその歴史の中で何度も洪水に見舞われており、そのうちのいくつかは、パリの川が 氷に覆われる原因となった、特に厳しい霜と関連している!1868年には 水位がわずか50cm上昇しただけだったが、1880年には1.50mも上昇し、アンヴァリッド橋の第2アーチが崩落するという異例の事態を引き起こした。今日では、このようなことはめったにないが、1956年に起きた現代のエピソードがある。

セーヌ川が凍るのを見るには、少なくとも3日間、 マイナス10度に達する必要があった。川の水位にもよるが、凍結には長い時間がかかり、川が氾濫している場合はさらに長くなるからだ。また、川全体が凍結することはまれで、一般的にはいくつかの区間だけが凍結した。パリの公文書館には、1783年にほぼ丸2ヶ月、1655年には4ヶ月という非常に長い凍結が記録されている!このようにセーヌ川が氷に覆われていた頃は、歩行者を支えられるほど氷が厚くなることはほとんどなく、危険ではあったが、歩くことは可能だった。一方、セーヌ川が氷の塊を運び、その中に首都の氷を運ぶこともしばしばあった。

今日に至るまで、セーヌ川が最後に大きく凍結したのは1956年で、この年は特に厳しいだった。それ以来パリでは凍結していないが、2006年にはセーヌ=エ=マルヌ県のポンティエリーで凍結した。気候の乱れによって、このような現象は珍しくなってきている。そして、2022年12月初旬の寒 さは、気勢をそいだが、セーヌ川が凍るほどではなかった!幸いなことに、INAのアーカイブがあり、それを経験したパリジャンたちの立場に立つことができる!

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