この3年間、 グラビティ・フェスティバルは、パリのグッドプラネット財団の緑豊かな環境を利用して、ストリートアートを愛する人々にアーティスティックで献身的なイベントを提供してきた。地球に奉仕する初の都市型アートフェスティバルと称されるグラビティは、エコロジーをテーマにしたこだわりの作品を中心とした一連のイベントを通して、地球の未来と環境保護について考える機会となっている。
今年で4回目の開催となるグラヴィティが、パリに戻ってくるのを前に、この冬、並行してプロジェクトを開始する。これは、同フェスティバルと都市アート制作エージェンシーNotorious Brandがそれぞれのソーシャルネットワークで発表したもの。Casqu'on attend?"と題されたこの無料エキシビションは、10区の Nature Forteギャラリーで 2月29日から2024年3月10日まで開催される。
そのアイデアとは?60人のアーバン・アーティストに、ゴミ捨て場に捨てられるはずだったヘッドホンを託し、彼らがそれをリサイクルしてアート作品に生まれ変わらせるというもの。ユニークなオブジェを作るため、プロジェクトに参加した各アーティストには、30cm×30cmの板とヘッドホンがそのまま渡された。リサイクルに対する意識を高めることを目的としたこの芸術的なプロジェクトを通して、都会のアーティストたちは再び地球のために力を尽くしている。
全部で54の作品が展示されており、そのスタイルやテクニックも様々だ。Zosh&SNSAの"Cracotte Dundee"は、このギャラリーで最も印象的な作品だ。
未来は今」のDoner、「Du bitume dans les oreilles」のDarkelixir 、「Capsule 132」のOnemax、「Listen」のCoffee 、カラフルな「Play time」のCrey 132、オリジナルな「Please mind the gap」の Korsé 、「Ne rien entendre」と象徴的に題された生物多様性を守る活動のLiceaもいる。
Casqu'on attend?"と題されたこの無料展覧会の美しい成果は、2月29日から2024年3月10日までの午後1時から7時まで、パリのギャルリー・ナチュール・フォルテで見ることができる。
開催日および開催時間
から 2024年2月29日 へ 2024年3月10日
所在地
ネイチャー・フォルテ・ギャラリー
27 Rue Jacques Louvel-Tessier
75010 Paris 10
料金表
無料



































