パリのワロニー・ブリュクセルセンターで文学ブランチ

発行元 · 掲載日 2012年7月26日午前10時33
パリ・ワロニー・ブリュッセルセンターは2012年9月22日(土)午前11時より、文学ブランチにご招待いたします。

パリ・ワロニー・ブリュクセル・センターでは新しい文学シーズンの幕開けを祝して、ブランチを楽しみながら、新刊小説3冊と復刻版1冊をご紹介します。



メニューはこちら:

  • ダニエル・シャルヌー-奔放なロマンス(ルース・ウィルカン編)

リエージュの弁護士フランソワ・ロンバールは、自分の悲劇的な過去を求めて、街や川をさまよう。彼は記憶の奥深くにどんな秘密を隠しているのか?彼の足元で街が姿を現し、小説の重要な登場人物となるにつれ、私たちは彼自身の探求の旅を追うことになる。

俳句のスペシャリストであるダニエル・シャルヌーは、短編小説家、小説家でもある。Nuage et eau(Luce Wilquin)』で2008年ロッセル賞最終候補となり、本作は6作目となる。

  • カロリーヌ・ドゥ・マルダー - Nous les bêtes traquées(シャン・ヴァロン社刊)

人道主義的な弁護士であり、高飛車で大言壮語の詐欺師であるマックスは、恋するか弱い女性を引きずり降ろし、この男の力に魅了される。政治とNGOの偽善的な世界における警察の陰謀を背景に、2005年にアビジャンで起きた大虐殺という、沈黙した人々の悲劇に、親密な悲劇が重なる。

ナミュール大学文学部教授であるカロリーヌ・ド・ムルダーは、処女作『Ego Tango』(Champ Vallon)で2010年ロッセル賞を受賞。2012年にはエッセイ『Libido sciendi』で高い評価を得ている。Le savant, le désir, la femme』(Seuil)で高い評価を得ている。

  • シャリー・デルワート-市民公園(ル・スイユ編)

北のカムチャ、若き金正日のコピーである若き朴正完は、父親が築き上げた公式の伝説を信じる方がよいことを、非常に早い段階で理解していた。だから彼は、エキストラの集団に立ち向かう勇敢なヒーローである映画の監督のように、国を運営する準備をした。国が飢饉に沈むなか、彼はナルシスティックな狂気とハリウッドの錯乱のなかで苦闘する。

チャーキー・デルワートは1975年生まれ。処女作『Circuit』は2007年にSeuilより出版され、2010年には『L'Homme de profil même de face』が続く。執筆活動のかたわら、映画界でも活躍している。

  • クリスチャン・ベック - Le papillon.あるロマンチストの日記(ゼリゲ編、再版)

伝説的作家の一人の著作が、出版社Zelligeのおかげでようやく書店に復活した。小説の大半はイタリアが舞台。クリスチャン・ベックは、彼の文学的な二重人格であるヴォルデマールに扮して、ある時代と、この好奇心旺盛で魅力的な男にとって重要だったもの、すなわち女性、料理、ワイン、ギャンブル、哲学、文学について証言している。

クリスチャン・ベック(1879-1916)は、20世紀初頭の文学界で特別な位置を占めている。放浪の作家としてヨーロッパを徒歩で旅し、友人のアンドレ・ジドと定期的に文通を続けた。NRFのモデルとなった 雑誌アンテ』を創刊。有名な『ベアトリックス・ベック』(1952年ゴンクール賞受賞)の生みの親でもある。

実用的な情報:

ウェブサイト:Centre Wallonie-Bruxelles

9月22日(土)11時
入場料 5ユーロ

実用的な情報

開催日および開催時間
日 2012年9月22日
Starts at 午前11時00

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    所在地

    127 Rue Saint-Martin
    75004 Paris 4

    アクセシビリティ情報

    アクセス
    地下鉄11号線「ランビュトー」駅

    料金表
    €5

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