ヨーロッパでは、旅行に鉄道を利用する人が増えているため、鉄道駅は、その接客、サービス、アクセシビリティについて厳しく評価されています。これは、コンシューマー・チョイス・センターが毎年発表している「ヨーロッパ鉄道駅インデックス」のランキングです。この独立系消費者団体は、毎年、ヨーロッパで最も利用客の多い50の駅（乗客数ベース）を、切符から駅内のサービス数、アクセシビリティの選択肢、無料Wi-Fi、国内および地域の鉄道網、カーシェアリングなど、さまざまな基準に基づいてランク付けしています。
今年も、スイスのチューリッヒ中央駅が101ポイントで総合1位を維持しています。ポーランドのヴロツワフ中央駅が2位となっています。この駅は、今年初めてランキング入りした、ポーランドで唯一の駅です。 「そのパフォーマンスは、GDPとインフラの質において東ヨーロッパが全体的に進歩していることを示しています」と、コンシューマー・チョイス・センターは述べています。ヴロツワフ中央駅は、新規駅および小規模駅（乗客数5,000万人未満）のランキングで1位となっただけでなく、総合ランキングでも98.5ポイントで2位を獲得しました。 総合ランキングの3位は、スイスのベルン中央駅が占めています。
フランスは？フランスでは、パリのモンパルナス駅がこのランキングで国内最高の駅となっています。首都の15区にあるこの有名な駅は、2025年に89.5ポイントを獲得し、オーストリアのウィーン中央駅と並んで、ヨーロッパの駅ランキングで8位となっています。ただし、モンパルナス駅は昨年と比較して総合ランキングで3位下落していることに留意すべきである。
