日本の伝統的な食文化として誕生した寿司は、今や世界中で愛されるグルメ現象にまで成長しました。地球の反対側にいても楽しめる一方、太陽の国・日本では、依然として職人技が光る芸術として受け継がれています。
2026年には、パリの日本文化会館が、あの有名で美味しい生魚をのせた米の一口料理に焦点を当てた、無料の特別展を開催します。タイトルは「私はお寿司が大好き」で、この小さな展示では、誰もがしのぶ逸品であるお寿司の魅力を紹介しながら、学びながら楽しめるコースを通じて、その素晴らしさを広く伝えることを目的としています。
2026年1月20日から4月11日まで、この展覧会では、何世紀にもわたる寿司の進化の歴史を振り返ります。大陸から伝わり、1,000年以上前に日本の島々に導入された起源に遡るほか、江戸時代を通じて多様化した寿司の種類や、1950年代から始まった専門寿司店への熱狂まで、様々な側面を紹介します。
食欲をそそるお披露目となるのは、日本文化会館が展示する、樹脂製の寿司のレプリカや、本物の魚の等身大レプリカです。特に注目は、寿司に最もよく使われるとされるまぐろ。日本人に圧倒的に支持されている一方で、世界的にはサーモンが好まれるのが対照的です。さらに、版画や<映像映像を通じて、寿司の食文化や社会的変遷を紹介する資料も展示されます。
こちらの展覧会は、日本文化センターの受付ホールにて、火曜日から土曜日の11時から19時まで無料でご覧いただけます。
「I Love Sushi」展に合わせて、ジャパンカルチャーセンターでは日本の食文化の象徴である寿司をテーマにしたワークショップやドキュメンタリー上映も開催されます。さらに、フランス料理革新センター(CFIC)共同設立者のラファエル・オウモン教授(著名なシェフ・ティエリー・マルクと共に)や、2025年に九条山のレジデンスにて活動するシェフのマルタン・プランショー氏を招いた講演会も企画されています。
開催日および開催時間
から 2026年1月20日 へ 2026年4月11日
所在地
日本文化の家
101B Quai Branly
75015 Paris 15
料金表
無料
公式サイト
www.mcjp.fr
詳細はこちら
受付ホール無料入場



















