DEFINITELY CLOSED -パリの カクテル 愛好家は、ユニークな ミクソロジー体験を提供するために、常に創造性とテクニックの限界を押し広げている珍しいアドレスに事欠かない。そして今、パリの新しいスポットが魅力的なコンセプトを提供してくれる。パリ11区にある「ハニー・ムーン」だ。
ディスコ時代にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気が漂い、90年代に脚光を浴びたプレイリストのリズムに合わせてアドレスが振動する。建築家ジュリエット・ルーベルが設計したバーの内装は、現代のポストモダニズムに触発され、独創的な形と芸術的なモチーフを、銅、酸化した緑、紫の色合いと混ぜ合わせ、色とりどりのネオンも忘れていない。バーカウンターの後ろには、通常のボトルの列の代わりに多数のタップが並んでいる。しかし、ここはビアバーではない。それが 「ハニー・ムーン」の素晴らしい コンセプトである。
オリジナルだが、なぜドラフト・カクテルなのか?熟成の過程をミクソロジーのために生かそうというのだ。クリエイティビティと科学的ノウハウが交差しているのだ。レシピはその都度修正され、綿密なカーボネーションと熟成が施される。そして、せっかちな私たちにとって、 生ビールのカクテルを提供するバーが、より速いサービスを提供するべきだということに気づかないはずがない。
試飲できた生カクテル。セックス・オン・ザ・ビーチ、マルガリータ、ピニャ・コラーダ、モヒート...。しかし、これらのカクテルは、普通のバーで飲めるカクテルとは数段違う。ここでは、それぞれのカクテルが、より斬新な味を提供するために、細心の注意を払って作り直されている!
この店の特徴は、カクテルにひねりを加え、泡か酸味、あるいはその両方を加えることだ。実際、カクテル・メニューはこのようにデザインされている:泡/柑橘類、泡/柑橘類なし、泡/柑橘類なし、泡 / 柑橘類なし。その結果、驚くような味わいのカクテルが揃い、口当たりも非常に良い。特筆すべきはモヒートで、これまで発見した中で最も美味しく、家庭で作ったり、普通のバーで楽しむものより数段優れている。また、フィノ・コラーダ(ピニャ・コラーダの再来)や、生ワインのワインリストも気に入っている。
カクテルを生で飲むと、バーテンダーはお客とおしゃべりする時間を取ることができる。
あとは自分で確かめるしかない!
アルコールの乱用は健康に害を及ぼしますので、節度を持って摂取しましょう。
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