パリの空には、何年も前から砂埃が突然現れることが続いています。特に猛暑の日には、人体に負担をかけることも少なくありません。また、2024年4月のように、突如として気温が27度まで上昇し、深刻な大気汚染が発生した時期もありました。今回は、早春の2026年3月5日(木)に、再びサハラ砂埃が空を覆い始めています。
今回は、ポルトガル付近に位置する低気圧と、北ヨーロッパを中心に広がる高気圧が連携し、南寄りの風と共にサイロッコによるほこりの舞い上がりを促しています。そのため、明日の空が少し曇りがちで、"薄曇りかつ黄みがかった"ように見えるのは自然なことですので、驚かないでください。
このサハラ砂塵の雲は、多くの表面に薄い粒子の層を残し、特に車両の表面に付着しています。通常、浮遊粒子物質(PM10)の基準値を超えることもあります。この種の汚染は空気の質に直接影響し、特に抵抗力の弱い人々にとっては呼吸器系の不快感を引き起こす可能性があります。
車の掃除を考えているなら、雲の通過が終わるまで待ったほうが良さそうです。サハラ砂粒の粒子は、今週木曜日にピークを迎えた後、徐々に拡散していきます。ただし、今後数週間で再び同じような大気の乱れが起こる可能性も否定できません。この種の現象は、規模が大きいため印象的に映ることもありますが、実は大陸間の気候の相互作用を示す興味深い例でもあります。
サハラ砂漠の砂嵐が何千キロにわたって巻き起こることで、私たちの環境がいかに緊密に結びついているかを改めて実感させられます。しかし、その一方で、薄い粒子に敏感な人々にとっては健康面でのリスクも伴います。砂の雲が収まるまでの間は、特に呼吸器系に問題のある方は、屋外での活動を控えることをおすすめします。















