オリエンタルなパティスリーやレバノン風味の喫茶店の系列に、メゾン・シボンがある。ボン・マルシェの目と鼻の先、 パリ6区左岸にあるこのグルメスポットをご紹介しよう。
数ヶ月前にオープンしたばかりのこの店は、オレンジの花と ピスタチオを愛する人たちのための洗練された新しい住所だ。指揮を執るのは、ペストリーに情熱を燃やす管理栄養士のステファニー・レッセール。レバノン出身のこの若い起業家は、両親がケータリング業者で、ケータリングの世界にどっぷり浸かっていた。そのために、彼女はレバノンのメゾン・シボンの友人と組み、パリにフランス版をオープンした。
メゾン・シボンが提供する料理はレバノンのメゾン・シボンと似ているが、メゾン・シボンの特徴はいくつかある。メゾン・シボン・パリはレバノンの伝統的なお菓子のレシピに基づいているが、レシピが許す限り砂糖の量を40%程度に減らすという違いがある。管理栄養士であるステファニーは、使用する製品の品質にこだわりを持っているため、風味や味を損なうことなく、低糖質のお菓子を提供する必要があった。
さらに、純粋に抽出されたオレンジ水や蘭の樹液などのオリジナル原料に加え、ジェネリック原料もフランスで調達している。
では、メゾン・シボンには何があるのか?店内に入ると、片側にはティールームのテーブルが、もう片側には自家製アイスクリームのディスプレイがあり、思わず引き込まれてしまう。天気の良い日には、生クリームも卵も使わない絶品の自家製アイスクリームを提供している。タヒチ産バニラ、フルール・ド・セル入りキャラメル、チョコレート、マンゴーといった定番のフレーバーに加え、アチャ、ローズ、ピスタチオ、ハラワ、レバノン風ヌガー、アボカドとハチミツといった名物もある。食感が素晴らしく、重すぎず爽やかでおすすめだ。
中央にはカウンターがあり、巨大なナッフェ・トレイとコンロが置かれている。これはベイルート地方のレシピで、セモリナとエンジェルヘアーで作られている。温め直せば、お皿にのせて食べたり、ブリオッシュのパンに挟んだり、チョコレートのかかったクロワッサンに挟んだりして、オリジナルな味わいを楽しむことができる。
ほどなくして、季節のペストリーが姿を現す。今は エピファニーに捧げる2024年パリのパティスリーとベーカリーの最高のガレット・デ・ロワ
2024年のガレット・デ・ロワは、パリの名パティスリーのガレットを思い浮かべてほしい。100年以上の歴史を持つパティスリーもあり、その品質は折り紙付き。ルノートル、ラデュレ、ダロワイヨ、フレンチ・バスターズなど、2024年のエピファニーには、斬新なものから伝統的なものまで、いつも美味しいグルメなお菓子をぜひお試しください! [続きを読む] 、ピスタチオとオレンジの花入りだが、アプリコットペーストを使ったオリジナルなアレンジもある。さらに進むと、バクラワ、ストウフ、マームール、グレイベなど、地元の名物菓子が ずらりと並ぶ。1.50ユーロ程度で1つずつ買うことも、量り売りで買うこともできる。
ランチには、ケッベ、サンブースク、ファタイヤ、ファラフェルなど、温製と冷製のメッゼも用意されている。タブレ、フムス、ミント、生野菜のピクルス、メッゼの ボウルもある。
店の一番奥には、レバノン名物のカルダモン入りコーヒーを出すカフェや、ゆったりとくつろげる別のフードコートがあるので、遠慮なく行ってみよう。おいしいオリエンタル・ペストリーと紅茶はいかが?
推奨年齢
すべての
公式サイト
www.instagram.com
詳細はこちら
営業時間:火曜~木曜 11:00~20:00 金曜 11:00~20:30 土曜・日曜 10:00~20:30 定休日:月曜