ヘリテージ・デイズ:この文化イベントの歴史、起源、2024年の日程

発行元 Caroline de Sortiraparis, Cécile de Sortiraparis · 写真: My de Sortiraparis · 掲載日 2023年9月28日午後03時00
2024年9月21日(土)と22日(日)に、新たなテーマを掲げて「ヨーロッパ遺産の日」が復活する。今年で41回目を迎えるこの文化イベントだが、実は学校帰りに見逃せないこのイベントの起源を知っている人は少ない。そこで、1984年に文化省によって創設されたヘリテージ・デイズの歴史を見てみよう。

毎年9月の第3週末に開催される「 ジュルネ・デュ・パトリモワンヌ(遺産の日)」は、 2024年9月21日(土)と22日(日)にパリ地方を中心にフランス各地で開催される。この2日間だけの文化的イベントは、多くの好奇心旺盛な人々を楽しませ、主要な施設シャトー美術館、あるいはさらに珍しい場所や隠れた場所の扉を押し開けようと躍起になる。しかし、ヨーロッパ文化遺産の日の 歴史と起源をご存知だろうか?教えてあげよう。

1984年9月23日、ジャック・ラング率いる文化省の主導のもと、このイベントはフランスで初めて開催された。当時、このイベントは「歴史的建造物の公開日」という名称で1日だけ開催された。その目的はすでに明確で、一連の独創的なイベント、珍しい見学、例外的な公開を通じて、フランスの遺産の驚くべき豊かさを一般の人々に紹介することだった。

開始からわずか1年後の1985年までには、この日は欧州評議会の後押しを受け、ヨーロッパのイベントへと成長した。1992年、 「歴史的建造物の公開日」は「ナショナル・ヘリテージ・デイ」と改称され、数日間にわたって開催されるようになった。

しかし、最終的に「ヨーロッパ・ヘリテージ・デイズ」、略して「JEP」と改称されたのは2000年になってからである。1993年にはヨーロッパ34カ国が参加していたが、2000年には40カ国に増え、 ヨーロッパ・ヘリテージ・デイズは最初の大規模な国際文化イベントのひとつとなった!2010年には、世界50カ国がこのイベントを開催した。

そして毎年、国のテーマが強調される。テーマは国によって異なるが、共通しているのは、ヨーロッパの次元を強調するということだ。2024年のテーマはまだ決まっていない。昨年の第40回大会では、「生きた遺産」と「スポーツ遺産」という2つのテーマが選ばれた。これは、先祖代々の伝統やノウハウを再発見し、素材の再利用を強調する機会となった。

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実用的な情報

開催日および開催時間
から 2024年9月21日 へ 2024年9月22日

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    公式サイト
    journeesdupatrimoine.culture.gouv.fr

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