長きにわたり停滞していたモンパルナスが、ついに夢の頂点へ向かって動き出した。2025年7月2日にパリ市議会で採択された覚書により、商業施設と象徴的な高層ビルの改修計画が新たに推進されることになった。このプロジェクトはウエストフランスにも詳述されている。マイン・モンパルナスタワー(EITMM)は大規模に生まれ変わり、ガラス張り、緑豊かで生き生きとした姿になる見込みだ。2022年に改修されたガイエ・アトリエはその先駆けだったが、その他のエリアも待ちきれない様子だ。
モンパルナス・タワー(210メートル)は、2026年3月31日をもって一般公開を終了し、閉鎖される。その後、すべての入居者は退去し、建物の改築に向けた準備が進められる。隣接するCIT(52m)も今年着工し、約2年間の工期を予定。この長年の規制や資金面の問題、内部の緊張による停滞はついに終止符を打つことになる。
フランクリン・アジといった新進気鋭のデザインチーム、Nouvelle AOMによるこの計画は、タワーを全面的にガラス張りとし、ホテルやショップ、サービス施設を収容。屋上には温室農場も設けられ、果物や野菜を育てる予定だ。デザインには、レンゾ・ピアノが手掛けた商業施設の一部(18%)を解体し、通り抜けができる開放的で緑豊かな空間を作り出す構想も含まれる。2028年に工事が始まる見込みだ(BFM)。この狙いは、長年不足していた透明性と光を、地上階に取り戻すことだ。
[midroll]
レンヌ通りとメイン通りの間の九ヘクタールのエリアが、新たな美しさを甦らせる。駅前広場は土壌の舗装を取り除き、1,000から2,000本の樹木を植樹。新たなオースマン風の高層ビル群には、オフィスや学生向けの住宅、商業施設、屋上スポーツ施設が入り、モンパルナス・タワーは単なるビルの枠を超え、都市の多面性、緑と先進性の象徴へと変貌を遂げる予定だ。
総予算は6億ユーロ超とされ、多くは所有者の資金で賄われる。公共スペースの改修には公金も投入される見込みだ。アヌ・イダルゴ市長は、「この改修により、商業エリアの衰退に終止符を打ち、モンパルナスの名に恥じない街へと生まれ変わる」と意気込む。
モンパルナスは、頂点から足元まで一新され、高層ビルが新たな光を纏って輝き出す。透明で緑豊か、そして生き生きとした未来がもう目の前に広がっている。



















