年連続で、シェフのミシェルとセバスチャン・ブラス、そしてパティシエのジャン=ジュリアン・フレイドが、パリのブルス・ド・コマースにあるレストラン「ハレ・オ・グラン」でユールログを披露している。長い話を短くすると、これは私たちの年末のお気に入りの ひとつである。
私たちの体験をもう少し詳しく説明すると、長い間小麦市場だったこの特別な場所の歴史に沿って、ロット=エ=ガロンヌ地方のヘーゼルナッツとそば粉を使った2023年のユールログをお披露目しよう。もちろん、3人のシェフは、南西部産のヘーゼルナッツ、ピエモンテ産の同種の ヘーゼルナッツよりもフローラルで木の香りが少なく、油分が豊富なことで有名な ポエ産のヘーゼルナッツなど、可能な限り最高の食材を調達した。
ヘーゼルナッツの形をしたシェルの繊細なミルクチョコレートのベルベットの下には、ヘーゼルナッツパウダーとそば粉にヘーゼルナッツプラリネを混ぜたサクサクのクランブルと、ポップコーンのように 膨らませたそば粉、 そば粉のプラリネ、ヘーゼルナッツパウダーとそば粉にヘーゼルナッツプラリネを混ぜたサクサクのクランブルの食感が交互に現れます。柔らかさには、驚くほど軽い ヘーゼルナッツのムース、同じく軽いビスキュイ、クリーミーなフィリング。
その結果、 驚くほど深みのある丸太ができあがり 、非常に軽い甘さで、 そば粉が全体に静かな力強さをもたらし、ほとんど苦味のタッチを感じさせる。控えめに言っても驚嘆に値する。 ハレ・オ・グラン・ユール・ログは、2023年12月11日から31日までの間、 イートインまたはテイクアウト(12月1日より要予約)で味わうことができる。2023年のユール・ログは8人前75ユーロ。