1860年に正式にオープンした当時は、まだ「ルーカス・カルトン 」ではなく、「ラ・タヴェルヌ・ド・フランス」と呼ばれ、建築家シャルパンティエが設計した建物に入っていた。ナポレオン3世の時代、レストランはパリジャンたちのお気に入りの場所となった。2023年のヘリテージ・デイズに、往時のパリの壮麗な一角を訪れてみてはいかがだろうか。
20年後の1880年、レストランはスカリエによって「ルーカス」と改名され、ルイ・マジョレルによるカエデ、シカモア、セイロンレモンの木彫りの見事なアール・ヌーヴォーの装飾が施された。歴史的建造物の文化遺産に登録されたこの木工細工は、完成までに4年以上の歳月を要した!
その後、第二次世界大戦の間に、ムッシュ・カルトンがこのレストランを買収し、1924年に自分の名前を加え、今日のルーカス・カルトンとなり、その美食の名声は揺らぐことはなかった。1960年代には、1985年から2013年までルーカス・カルトンを引き継いだ有名シェフ、アラン・センデランスを含む若いシェフたちがルーカス・カルトンの厨房で修業を積んだ。
9月16日、このフランス美食の殿堂に足を踏み入れ、2023年のジュルネ・デュ・パトリモワンをお楽しみください!
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開催日および開催時間
日 2023年9月16日
所在地
ルーカス・カートン・レストラン
9 Pl. de la Madeleine
75008 Paris 8
公式サイト
www.lucascarton.com