ヴァンセンヌ城:パリの王宮要塞

発行元 Cécile de Sortiraparis, Laurent de Sortiraparis · 写真: My de Sortiraparis · 掲載日 2022年6月17日午前11時36
ルーブル美術館と並んで、ヴァンセンヌ城はフランスの歴史上最も重要な城のひとつである。また、ヨーロッパで最も大きく、保存状態の良い城塞のひとつでもある。

ヴァンセンヌ城は、1150年頃にルイ7世によってヴァンセンヌの森に建てられた簡素な狩猟小屋であったが、13世紀にはフィリップ・オーギュストとサン・ルイによって建てられた荘園となった。1337年頃、ヴァロワ家のフィリップ6世は、邸宅の西側に天守閣を建設し、この地を要塞化することを決定した。高さ52メートルは、中世の要塞としてはヨーロッパ最大である。

14世紀には王家の居城として知られたこの城塞は、16世紀から19世紀まで監獄として使用され、フーケ、サド侯爵、ミラボーらがここに収容された。ナポレオン1世によって兵舎に改築されたこの要塞は、パリを守るためのもので、現在も歴史防衛局の本部となっている。現在でも、王の居室サント・シャペル、そしてドンジョンの上部を見学することができる!

サント・シャペルは、パリのシテ宮にあるサント・シャペルを模して1379年に建てられた。高さは1階建てだが、西門の彫刻は15世紀の芸術の素晴らしい例である。1988年以来、ヴァンセンヌ城では大規模な改修計画が進められている。

今日、歴史に彩られたこの場所に命を吹き込むため、数多くのイベントが企画されている。コンサート、ガイドツアー、ライブパフォーマンス...。パリの歴史の中心にあるこの堂々たるモニュメントを(再)発見するのに、これ以上の方法はありません!



実用的な情報

所在地

Avenue de Paris
94300 Vincennes

アクセシビリティ情報

公式サイト
www.chateau-de-vincennes.fr

予約状況
www.chateau-de-vincennes.fr

詳細はこちら
休業日:1月1日、5月1日、12月25日

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