韓国美食の殿堂、スン・グリルシャンゼリゼ店

スングリルは今年2号店となる「スングリル・シャンゼリゼ」をオープンした。伝統的な韓国高級料理の新しい殿堂である。

Soonと Soon Grill du Maraisに続き、Soon Grill Champs Elyséesが2020年の初めに美食家たちのためにオープンした。

高い評価を得た「Soon」、「Soon Grill du Marais」に続き、シェフのハン・ソンハクは「Soon Grill Champs Elysées」でパリ8区に一流の韓国料理を提供し続けている。コピー＆ペーストは一切なく、韓国とその美食、工芸品、文化への真新しい賛歌がここにある。上質で魅力的なプログラムだ。

朝凪の国への新たな旅のために、シェフは 韓国の伝統的な仏教舞踊であるスンムをテーマに、夢のような洗練された世界を創り上げた。

内装に関しては、ソンハク・ハンは再びフランス系韓国人の建築家ウジン・リムと組み、コンテンポラリーでシック、そして親しみやすい特別な空間を作り上げた。1年の歳月をかけて完成したのは、洗礼されたウィンドウ、3Dの壁、バックライト付きのテラゾー・テーブルだ。

スン・グリルシャンゼリゼ店のメニューには、モダンにアレンジされた伝統的な発酵料理や、和牛などの特別な肉と独創的なソースを使った有名なプルコギの豪華版などがある。各テーブルにはバーベキュー用の肉も用意されている。

韓国の有名な海鮮とネギのケーキであるパジョン（19ユーロ）を食べずに韓国料理のランチを始めることは不可能である。ファヨ焼酎と有機発酵させた韓国産梅肉エキスで作ったオリジナル・カクテル、メシル（12ユーロ）と一緒にどうぞ。

外は少し灰色だし、テーブルに組み込まれたバーベキューが目を引くので、思い切って2種類のバーベキューをご馳走することにした。

もちろん、どちらも韓国の名物料理であるバンチャン（おかず）がたくさんついてくる。キムチ、レンコン、キュウリの漬物ファンはご注意を！

スン・グリル・シャンゼリゼの パティシエが作る素晴らしいデザートもお忘れなく。テボルム（13ユーロ）をお見逃しなく。韓国の祝日に食べる食事にヒントを得たもので、韓国人は雑穀米を食べ、一年の平和と健康を祈り合う。このデザートは、ライス・アイスクリーム、雑穀ナゲット、洋ナシのムース、大豆クランブルでできている。

小豆のコンフィとミルクグラニータを添えた雑穀アイスパフェ、グリーム（13ユーロ）も試してみる価値がある。まさに絶品だ。

Soon Grill Champs-Elyséesを試す準備はできた？

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