旅をしていると、ウェルネスの儀式が他国よりも重要な役割を果たす文化に出会う。多くの ハマム( )や先祖伝来の美の秘訣がある モロッコは、間違いなく、ウェルビーイングの習慣が生活全体の芸術を象徴する国のひとつだ。当然のことながら、 モロッコ固有の貴重な成分が、化粧品の世界にも浸透しつつある。アルガンオイルの効能からガスール(またはラスール)の効能まで、「魔法の」口紅やベルベル人の有名な アカール・エル・ファシも忘れてはならない。




パリのトレンディなマレ地区の中心にあるエキゾチックなブティックが、モロッコ女性の美の秘訣に浸るようあなたを誘う。フラン・ブルジョワ通り5番地で、モロッコの世界を発見してください。ボディ用、フェイス用、ヘア用と、この化粧品ブランドはメイド・イン・フランスのスキンケア製品を取り揃えている。
ブティックにはちょっとした秘密もある。ブードア・エリアの裏に隠されたスパだ。このユニークなキャビンでは、顔と体の両方にさまざまなトリートメントが受けられる。迷っていた私たちは、妥協案として リフト&グロウ・シグネチャー・フェイシャル (130ユーロ)を選んだ。
このトリートメントは、アンチエイジング、抗酸化、超保湿効果で賞賛される貴重な成分、プリッキーペアオイルをベースにした製品を使用する。リチュアルは、クレンジング、エクスフォリエイティング・スクラブ、モデリング、2枚のマスク、そして除去という6つの段階で行われる。このトリートメントを担当してくれたマチルドの手にかかると、映画のようなサウンドトラックのリズムに合わせて、すぐにリラックスできる。この静けさは、ときおり戸棚の扉の音で遮られることがあるが、それでもトリートメント・ルームの扉の向こうにあるブティックの活気を思い起こさせる。
トリートメントとトリートメントの間には、ミストの優しい香りが私たちの感覚を呼び覚まし、トリートメントのテクスチャーや香りの違いが、製品に含まれる主成分を通して自然を呼び覚ます。マスク・ブレイクの間、マチルドは交代で、腕、うなじ、脚など、目に見える部分をマッサージしてくれる。
ただし、このサービスの中心は顔にあるため 、オーダーメイドのトリートメントを期待してはいけない。ジェスチャーは決まったプロトコールに従うが、すべての客に適応させることができるので、リラクゼーションの感覚は変わらない。この穏やかな逃避行が終わると、ブドワールエリアに戻り、今度はミントティーとドライフルーツが待っている。マチルドはさまざまなトリートメントとその効果について説明し、美容習慣のコツを教えてくれたり、質問に答えてくれたりする。このトリートメントの効果は、今後2週間は目に見えて現れ、潤いとふっくらとした肌を手に入れることができる(この効果を持続させるために毎日のお手入れを怠らなければの話だが)。
所在地
モロッコモロッコ
5 Rue des Francs Bourgeois
75004 Paris 4
アクセス
メトロ:サン・ポール(1号線)
公式サイト
marocmaroc.com























