パリのヴェルレーヌ広場 にあるビュット・オ・カイユのプールは、1920年代の魅力をそのまま残す歴史的な場所です。歴史的建造物に指定されているこのプールは、建築家ルイ・ボニエが設計した ネオ・ロマネスク様式の建築の逸品です。当時のモダニズム的なデザインと調和した建築様式となっています。13 区中心部の村のような 地区にひっそりと佇むこのプールを、ぜひご覧ください。
設備面では、ビュット・オ・カイユのプールには3つの異なるプールがあります。屋内プール、ノルディックプール( パリで初めて、28°Cに温められた水で一年中屋外で泳ぐことができるプール)、そして長さ6メートルの子供用プールです。 屋内プールとノルディックプールの水深 は0.80~2.70メートル、幅は屋内プールが12メートル、ノルディックプールが12.5メートルです。晴れた日に日光浴を楽しみたい方は、サンルームで太陽の光を浴びてリラックスすることもできます!
ところで、ビュット・オ・カイユのプールの歴史は、決して新しいものではありません!そう、このプールは、首都で現存する最古のプールのひとつなのです。19世紀、このプールは、ビュット・オ・カイユの古い製粉所の跡地に建設されました。当時、この製粉所は、自噴井戸によってこの地区に水を供給していました。 1946年、改修工事中にプール地下から新たな温泉が発見されました。この温泉は28℃の温度で湧き出ており、プールの水を自然に温めることができるため、ビュット・オ・カイユのプールは、この特徴を 備えたパリでも数少ないプールとなっています。















