オスマン様式のパリの中心にあるサン=オーギュスタン教会

発行元 Manon de Sortiraparis, My de Sortiraparis, Graziella de Sortiraparis · 写真: My de Sortiraparis · 掲載日 2021年4月12日午後10時11
エグリーズ・サン・オーギュスタンは驚くべき教会だ。突出した金属製のフレームと多くの建築様式で、他の教会とは一線を画している。しかも、2016年から2018年にかけて全面改修され、現在はさらに美しくなっている。

サン・オーギュスタン教会は近年改修工事が行われており、2018年の年明けにパリジャンたちが新たな光を再発見した。この機会に、ちょっと...意外な建築のこの教会の歴史を振り返ってみよう。

サン・オーギュスタン教会は、1860年から1871年にかけて、マレシェルブとオスマン大通りが交差する、宗教建築としてはかなり奇妙な場所に建てられた。第二帝政期まで、この地区は貧しさから「小ポーランド」と呼ばれていた。ナポレオン3世とオスマン男爵がこの地区の改造を担当し、やがて現在のブルジョワ地区になった。

このプロジェクトを任されたのは、レ・アールの建築家として有名なヴィクトール・バルタールだった。バルタールはパリの教会の改築には慣れていたが、教会建築のプロジェクトはこれが初めてだった。

当時、金属は未来の素材と考えられていた。サン・オーギュスタン教会は、石で覆われた金属フレームで建てられた最初の大きな教会だった。バルタールは金属をカモフラージュしようとはしなかった。

Visuels églises - église saint augustinVisuels églises - église saint augustinVisuels églises - église saint augustinVisuels églises - église saint augustin

ノートル=ダム=デュ=トラヴァイユ教会ほどではないが、構造は同じある。内部はヴォールトの高さで骨組みが見える。教会の柱は 金色の鋳鉄製で、多色の天使で飾られている。これらすべてのディテールが、サン・オーギュスタン教会に、工業様式と古典様式の中間のような、奇妙で雑然とした外観を与えている。

身廊はロマネスク様式、聖歌隊とドームはビザンチン様式、聖母マリアはアンティーク様式、ポーチはネオ・ロマネスク様式である。サン=オーギュスタン教会の外観は、 印象的なバラ窓(最新の修復工事以降は 金箔で覆われている)や美しいフリーズなどロマネスク・ビザンチン様式を見事に反映している。

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つまり、サン・オーギュスタンはパリの他の教会とは違うのだ。古典芸術と 近代的な金属加工技術が融合し、今日に至るまでその魅力は失われていない!

実用的な情報

所在地

8 Avenue César Caire
75008 Paris 8

アクセシビリティ情報

料金表
無料

公式サイト
www.saintaugustin.net

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