パリ地方の文化的ナゲットを発見していきましょう。今日のトピックは?ジュイ=アン=ジョザス(78)という魅力的な町にあるジュイ・トワル・ド・ジュイ美術館。オーベルカンプの仕事を永続させるために1977年に設立されたこの美術館は、花のモチーフや キャラクターがプリントされた有名な綿織物であるジュイ・トワルに特化している。この美術館は1991年からレグランティーヌ城内にある。
トワル・ド・ジュイ美術館では、オーベルカンプ工場(1760年~1843年)の製造工程を見学することができる。この工場は、プリント綿布の製造に革新的な技術を導入し、フランスの繊維産業に革命をもたらしました。そのエレガントで色鮮やかなデザインは、ヴェルサイユの王宮からパリのオートクチュールのメゾンに至るまで、名だたる顧客を魅了し、瞬く間に品質と創造性の基準となった。ミュージアムの見学は、貴重なプリント生地で装飾されたオーベルカンプ家のインスピレーション溢れるインテリアを散策することから始まる。
続いて、ファッションとインテリア・デザインのユニークな作品が展示された十数か所のエリアがあり、18世紀のクチュリエの時代から今日のデザイナーまで、訪問者を実にクリエイティブな旅へと誘う。そう!今日でも、トワル・ド・ジュイはディオールやクロエといった有名ブランドのコレクションに使われているのだ。
この教育的な小道では、展示されている道具の一部、ビデオ、壁の一部に並んだ図解による説明によって、この象徴的な生地の製造工程も見ることができる。
しかし、ミュージアムは生地を保存し、考察する場所以上のものである!トワル・ド・ジュイとその詩的な世界にインスパイアされた現代アーティストの展覧会会場でもあり、レクチャーや 創作ワークショップに興味を持つ愛好家たちの出会いの場でもあるのです。
クッションカバー、靴、筆箱、エプロン、室内装飾品、ベビー服などなど。
トワル・ド・ジュイ美術館を訪れるなら、エグランティーヌ城に立ち寄るアケドゥック・ドゥ・ビュックの小道など、楽しい散歩コースに出かけてみてはいかがだろう!
開催日および開催時間
から 2023年5月5日 へ 2027年12月31日
所在地
トワル・ド・ジュイ美術館
54 Rue Charles de Gaulle
78350 Jouy en Josas
料金表
Tarif réduit: €7
Plein tarif: €9