友人や家族をもてなす田舎の邸宅のように、シェフのマクシム・ゾーリンはパリ 11区 に自身初のレストラン「ラ・ダッチャ」をオープンする。ル・ムーリス」、「ヴェルサイユ宮殿のオレ」、「アラール」、「デュカス・シュル・セーヌ」など、 デュカス系列の名店で長年にわたってフランス料理の 修業を積んできた。
この秋、29歳という若さでオーナーシェフとして初のレストランをオープンするのは当然のことであり、その成功に必要な経験はすべて備えている。
グリーンキャベツ、グリーンクラブ
2階建ての230平方メートルのレストランは、都会にいながらにして田舎に来たような安らぎに満ちた雰囲気だ。日の出から日没まで、 ラ・ダッチャは朝食、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーに営業している。
メニューは 伝統的なフランス料理をモダンに再解釈したもので、ラシーヌの精肉店から仕入れたフランス産の肉や鶏肉など、季節の フランス産食材を使い、ワインもすべてフランス産を使用している。
豚のプレス ボルシチ風
例えば、ビーツ、ニンジン、ホウレンソウ、煮汁を添えた ボルシチ風の 豚肉料理(28ユーロ)は特に美味しく、グリーンキャベツの前菜(16ユーロ)は野菜のミルフィーユ風で、栗、クレメンタインチップ、力強いグリーンクラブジュースが添えられている。
繊細なソース、 コクのある肉汁、 コーティングされたシーフード・ジュース、 クリーミーで 心地よい 野菜ジュースに対するシェフの愛情を示す、 細心の注意を払って調理された2 品。マクシム・ゾーリンの料理全体に響く、真の寛大さの形。
鶏肉のガティネ、バターナッツのニョッキ
カリフラワーの繊細なピュレにザボンの4分の1が添えられた ホタテ貝のおつまみ(22ユーロ)もそうだし、驚くほど柔らかいガティネ産の鶏肉とバターナッツのニョッキもそうだ。
ランチは、前菜/メイン、メイン/デザートで29ユーロ、フルメニューで38ユーロ。ディナーでは、シェフが全権を委ね、6コース(70ユーロ)と8コース(110ユーロ)の テイスティングメニューも提供している。パリのこのエリアでは、夜の値段は標準的な範囲内、昼の値段はやや高めだが、この地区にこのような質の高い店があるのは素晴らしいことだ。
洋梨のプラリネ
デザートは、シュークリームに情熱を注ぐラ・ダッチャのトゥーリエ、アンソニー・グエン。この日は、ティムット・ペッパーのツイストとバター風味のクランブルを添えたかわいらしいコミーチェ洋梨(10ユーロ)と、トンカ豆とキャラメルのミルフィーユ(12ユーロ)!
ラ・ダッチャ・パリでのグルメな朝食
ラ・ダッチャは、ウクライナ人シェフ、マクシム・ゾーリンの料理が楽しめる11区に新しくオープンしたレストラン。カントリーハウス風の温かみのある店内で、パンやクロワッサンを使った朝食やアフタヌーンティーを毎朝お楽しみいただけます。土曜日には超グルメなメニューも用意されている。 [続きを読む]
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