パリの玄関口、Saint-Denis (93)に位置する、19世紀の最後の農園がいまだ現役の地。Zone Sensibleは広大な実験的な庭で、250種を超える植物がパーマカルチャーで育てられている。
この独自性あふれるサイトは、 collectif artistique Parti Poétique によって構想され、かつての農園を真の「芸術と食の生産拠点」へと変貌させた。ここでは自然と文化が決して別々にはならない。野菜はアーティスティックなインスタレーションと共存し、蜂箱はパフォーマンスと対話し、菜園の小道は露天展示の空間へと変わる。
Zone Sensibleは、力強い物語の一部として位置づけられる。かつてパリ全体を養った Plaine des Vertus の旧来の菜園地、現在は広く都市化が進む地帯だ。この農業の遺産を土台に、この場所は都市を新たに見つめ直す。より持続可能で、より共同体志向で、より生き生きとした都市像を再創造する。
季節の移ろいとともに、このサイトはガイドツアー、ワークショップ、アーティスト・レジデンスをはじめ、cinéma en plein airからコンサート、さらには宴会や持続可能な食のワークショップといった文化イベントも幅広く提供しています。
見学を通じて、驚きに満ちた風景を巡ることができます。パーマカルチャーの庭園、都市部の養蜂場、実験的な温室、野外に展開するアート空間などが点在します。現地の案内役は、この「空に開かれた実験場」がどう組織されているのかを語り、農業と現代美術、そして環境保全への取り組みがぶつかり合い、結びつく場の全体像を案内してくれます。
Zone Sensible は地域に深く根ざす拠点として、連帯活動や食料の供給、そして地域の住民・団体・学校を巻き込む教育プロジェクトを展開しています。単なる都市型ファーム以上に、それは自然・文化・食の関係を再考する機会を提供します。















