ラ・フィネ・ムースを知らない人はいないだろう。2012年に首都11区に誕生したこの店は、ビールの世界に特化し、パリ初の独立系クラフトビールバーとして、モルトとホップを愛する多くの人々の舌を魅了するのに時間はかからなかった。その成功を受け、2014年、La Fine Mousseは、兄のすぐ向かいにFine Mousseレストランをオープンした。
料理とビールのペアリングを提供するこのレストランは、最近改装された。新しい内装と新しいシェフ、 ヴィクトル・ルクレルクの登場だ。ラ・ファイン・ムースの元顧客であるこのビール愛好家は、現在、 ラ・ファイン・ムース・レストランのコンロの後ろで、ラ・ファイン・ムースの4人のディレクターの一人、 ローラン・シキュレルとビア・ソムリエのビアンカとともに、提供される多くのビールに完璧に合う料理を作っている。
ラ・フィーヌ・ムースでは、約30種類のクラフトビールをドラフトで、スタウト、サワービール、ベルギーエールなど300種類以上のボトルビールを提供している。
料理に関しては、サン・ジェームスやBATで腕をふるったシェフ、ヴィクトル・ルクレルクが、新鮮で旬の上質な食材をベースにした 新しい「ビエロ・ノミック」料理を提供する。
メニューは 前菜2品、メイン2品、デザート2品とシンプルだが効果的で、常に進化している。それぞれの料理には、希望すればメニューにあるビールとのペアリングが提案される。
その夜、フェタチーズと野菜のピクルス、プティムジをベースにした前菜を選んだ人もいたが、私たちは、ジューシーなバターナッツのムースリーヌの上に、 キャラメリゼしたカボチャの種と 燻製魚のかけらがのった、オーガニックの半熟卵を選んだ。
ブラッスリー・ド・ラ・センヌの ベルギー産ブレットペールエール、ブリュクセレンシスによって 、このテイスティングの素晴らしい幕開けとなった。
有機半熟卵、バターナッツのムースリーヌ、かぼちゃの種のキャラメリゼ、魚の燻製
次は何でしょう?カラマタオリーブの上に完璧に調理されたスケトウダラをのせ、クルジェット、カブ、甘いタマネギ、 パセリのエマルジョンを添えた。この料理をさらに美味しくするために、ビアンカはメロンの香りのする酸味のあるビール、ブレケリエットの オール・イン・フォークスを勧めて くれた。
スケトウダラ、ズッキーニ、カブ、甘いタマネギとパセリのエマルジョン
私の相棒は肉料理が好きで、モルモットと 椎茸とパセリのとろとろ煮を、スモーキーな香りのビール、ジェスター・キングの『Simple Means』と一緒に食べた。
最後に、プラムと ザクロを添えたピスタチオのパンナコッタで甘いデザートを締めくくろう。ラズベリーとメロンの香りがするこの美味しいビール、ノーザン・モンクとヴァーグとスリム・ピケンズのコラボである パトロン・プロジェクトがあれば、料理とビールのペアリングはもっと成功する。
反対側には、マンダリンオレンジのかけらと オレンジのチュイルが添えられた栗のムース。シナモン、トレカクル、メープルシロップの香りの強いビール(10%)が添えられている。
もうお分かりだろうが、私たちはこの料理とビールのペアリングというコンセプトが気に入った。ダイナミックでフレンドリーなチームがサポートし、クラフトビールの豊かな世界に浸るためのアドバイスも豊富だ。つまり、私たちはこの店を心からお勧めする!
アルコールの乱用は健康に危険です。お酒はほどほどに。
開催日および開催時間
より 2020年9月1日
公式サイト
www.lafinemousse.fr
予約状況
www.lafinemousse.fr
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毎日19時~、土日は12時~14時 前菜+メイン+デザート 35ユーロ(ドリンク別)