シェフ、ラファエル・レゴの レストラン「OKA」(ブラジル語で「家」)は、故郷への招待状のように、9区にあるわずか16席のポケット・レストランというミニ・フォーマットでその歴史をスタートさせた。
しかし、このブラジル人シェフは確実に動き出しており、OKAの新たな章を書くという課題を自らに課し、同じ場所に2つのレストランをオープンさせ、それぞれ独自の解釈で ブラジル料理を提供するという 野心的なプロジェクトを発表した。
OKA - FOGOは、ラファエル・レゴのエキゾチックな新レストランで、17区に ある。ラトリエ・ロブション、ル・タイユヴァン、ル・シャレー・デ・イル、オテル・コステス、メゾン・ブランシュといった名だたる厨房で腕を振るってきたシェフが、建築家アルノー・ベザディとタッグを組み、2フロアにまたがるこのマルチスペースにユニークな魂を吹き込んだ。
200m2のスペースには、シェフの出身地であるブラジルを 祝う レストランが1軒だけでなく 2軒も入っており、地下のワインセラーには8名収容の プライベートルームが2室、もう1軒は6名収容のこじんまりとしたきらめく親密なスペースだ。
一方は、フランス料理とブラジルの味を融合させたグルメな ロカボレストラン、OKA。反対側には、肉、魚、貝、野菜を均等に使った炭火焼きレストラン「FOGO」がある。そして、この2つのスペースの真ん中には、2つのレストランをつなぐように、全面透明のキッチンが両側にオープンしている。
この新しい場所のもうひとつの礎となるのが ワインセラーで、あらゆるテロワールの フランスワインと、環境に絶対的な敬意を払って生産された ブラジルワインを 500種類以上取り揃え、ワイン生産者を尊重している。これはOKA FOGOの指針である、人と地球を尊重した 持続可能な料理である。これは、シェフが5区に居を構えて以来採用してきた現代的な料理、そしてこの店で彼が極限まで追求する料理に沿った、崇高な決断である。
ラファエル・レゴは、ここフランスで、タルヌ・エ・ガロンヌ産のジャンブーやパラ・クレスなど、典型的なブラジル産の香り高い植物や野菜、柑橘類を栽培する生産者の友人と手を携えて働くことを選んだ。この 好循環は、セーヌ=エ=マルヌ県にある7,000m2の菜園にも支えられている。
フォゴはランチでもディナーでも、火のように熱い料理(パン・デ・ケイジョ、セビーチェ、霜降り牛肉のピカーニャなど)や、熟成庫から直送された上質な肉をパリヤ焼きにした料理が楽しめるが、オカはディナーでのみ味わうことができ、5コースのパラナ・メニュー(195ユーロ)と7コースのアマゾニア・メニュー(245ユーロ)の2種類のテイスティング・メニューがある。5コースのパラナ・メニュー(195ユーロ)と7コースのアマゾニア・メニュー(245ユーロ)だ。
Okaは エキサイティングで、情熱的で、寛大で、活気に満ちた場所だ。きめ細かなサービスと、マウロ・コラグレコやガイ・マルタンの厨房で働いた経験を持つラファエル・レゴと パティシエのアレクサンドル・ローレの名誉ある創造性に支えられたフレンドリーな店だ。アマゾニアのメニューをご覧ください。素晴らしい体験でした。
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シュー生地のバカリャウ、キャビアレモン、クリーミーなヘーゼルナッツバター
Pig's trotter croquette
Creamy carrot and coconut rapadura tartlet
Chardstuffed with picanha and citrus tartare
Smoked eel, caviar and ribot milk .
ダイビングホタテのモケカ風、ココナッツミルクカレー風
ベジタブルガーデンのバリエーション、ビーツオイル
カラビネロのパリラ焼き、パクチー、バナナのコンディメント、ヘッドジュース
小さなスペルトのリゾット、ブラックプディング、シトラスフルーツ
熟成サンピエール、パッションフルーツ、ピルピルソース
和牛のソブレコスティーヤ、豆のピュレ、アサイジュースでラッカーしたビーツのロースト、アサイピュレ
ディル、セイボリー、レモンとジンジャーのソルベ、レモンリダクション
マンダリン漬けババ、クリスピーなチュイル、マンダリンジュース
リンゴとコーンの圧縮、ビネガー・キャラメル
ブラジル産チョコレート、チリ、粘液質ジュース
サントノーレとブラジルナッツ
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