もう八年。アルザスの風が、パリの14区ペルネティ=プレザンス界隈に吹き抜けている。ここ、レイモンド・ロセラン通り45番地に2018年に居を構えたラ・プティット・アルザシエンヌ。それ以来、パンと菓子の店は客足が絶えない。むしろ拍車がかかっている。地元の人々がパンやペストリーを買いに来る一方で、遠方から訪れて何キロも走ってくる人も珍しくない。名物のブレッツェルを味わうために。
その火曜日の朝9時ごろ、店の前の列は路上まで伸びている。私たちは忍耐を胸に、ショーウィンドウ越しに前の客の注文をのぞき見し、狙いのパティスリーがまだ手元にあることを祈る。究極のご褒美は? 自家製のbretzel、焼きたてホヤホヤの一品だ。毎日、多くの客がその店を出るときにこの伝統菓子を手にしている。観光客の中には、SNSにそのbretzelを掲げて投稿する人も少なくない。
すぐに虜になるのは、この名物を強烈に主張する La Petite Alsacienneの逸品で、ボリューム感がありながら驚くほど香り高く、口の中でしっとりととろける食感が特徴だ。楽しみ方を変えるべく、定番のbretzel natureはもちろん、いくつかの派生も用意している。さらにfromage、chocolat、そして「aux graines」などのバリエーションも楽しめる。名物のパン・ブレッツェルは昼のサンドイッチにも使われており、鴨のほぐし肉を挟んだサンド、玉ねぎ、山のにんにく風味、トマト、マヨネーズを合わせた一品などが人気だ。
ただしこのベーカリーはアルザスの名物をこれ一品に絞ってはいません。店では自家製の美味しいクグロフやストルーデルも味わえます。
私たちがまだ味わっていないより伝統的な菓子も、魅力的に映ります。リンゴのクランブル、チョコレートのタルトレット、祖母のフラン、そして私たちを惹きつける栗のフランなど。次回のお楽しみにします。
訪れた日は繁忙を極めており、La Petite Alsacienneはパンとペストリーの品揃えが本当に豊富です。来れば必ずや、何かおいしいお土産を手にできるはず。価格も手頃で、プレッツェル(素焼き)は1.80€、クグロフは5.30€、ストルデルは3.50€。唯一の難点は、時間帯によって長い列ができ、ためらう人もいること。しかし店内の味は、それだけの価値があります。































