良質な材料で 美味しいパンを?それが、2019年12月にパン屋「レオニー 」を引き継いだ起業家、カメル・サチが直面している課題だ。バティニョール地区で事業を立ち上げるために店舗を探していた彼は、立地もよく夢のような厨房もあったが評判の悪かったこの住所に狙いを定めた。大胆なアプローチで、彼は元パン職人に事業を引き継ぐことを提案し、それが功を奏した!
2019年12月、レオニー・ベーカリーは 近所のベーカリーの必需品を、クオリティの高いものに刷新して営業を再開した。そのために、カメルは知り合いの生産者を回っている。石臼で挽いたオーガニックやサステナブルの小麦粉と上質なサワードウを使い、空気感たっぷりの欲望に満ちたパンを作る。パンの美しいプレゼンテーションに夢見心地になる。ガスコンやサン=オーギュスタンのパンの味が想像でき、4分の1や半分にカットされた美しいパンが並ぶ。350gで1.50ドルで売られているトルデュ・デュ・ジェールがとてもおいしいことがわかった。
ヴィエノワズリーに関しては、レオニーには、薄焼きのパン・オ・ショコラ、シナモンロール、バブカ、スイスパン、クーイング・アンマン、小さなシュガー・ブリオッシュなどがお手頃価格で並んでいる。クッキー、フォンダンショコラ、ブラウニー、ケーキ、フィナンシェもある。すべてがおいしそうで、試食したものもバランスがよく、本当に楽しい!
そしてペストリーを含むデザートもある。フラン、エクレア、パリ・ブレスト、レモンタルト、ピーカン・タルト、トロペジェンヌといった定番のほか、ピスタチオ・タルト、チョコレート・キャラメル・タルト、ライス・プディング、クレーム・カタラーヌなど、ちょっと素敵な新作もある。美味しいお菓子に6ユーロほどを期待しよう。
バゲットベースの仔牛のクルミサンド6ユーロ、ウィーン風ベースの パストラミサンド7ユーロ、サーモンバージョン、そして野菜用にはちょっと珍しいサツマイモバージョン6ユーロ。パストラミサンドとサツマイモサンドの両方を試したが、値段の割にボリュームがあり、(デザートを食べるスペースを残すためか)違和感のない軽さだった。日替わりメニューも2種類あり、シンプルだが効果的!
要するに、近所にある良い住所であり、小さいながらも美しいダイニング・ルームも自慢なのだ。ブランチ・メニューも間もなく登場する予定だが、すでに自宅でも十分な品揃えがある。







































