イスラエルの屋台料理と焼きアレーを出す小さなカウンター「ヌール

発行元 Manon de Sortiraparis · 写真: Manon de Sortiraparis · 掲載日 2023年3月1日午前10時38
ヌールは、パリではまだあまり知られていないレバントの屋台料理に欠かせないアレーズをできるだけ多くの人に紹介する。

アレーズをご存知だろうか。 レバノン、パレスチナ、ヨルダンを経て、イスラエルの屋台に上陸するまで、地中海全域を旅してきた。ピタに肉、魚、卵、野菜などを詰め、ハーブや調味料、スパイスを混ぜて丁寧に味付けしたものだ。チリオイルを塗り、熱したグリルで 、外はカリッと、中はふんわりと焼き上がる。

ディゼン(Dizen)の素晴らしいサビッチレシピをすでに考案したイスラエル人シェフ、ヨッシ・レヴィ(Yossi Levy)と彼のパートナー、ローラ・コーエン=ブーラキア(Laura Cohen-Boulakia)が経営する新しいストリートフードカウンター ヌール(Nour)で、芸術のルールに従って作られたアレイを発見しよう。アレイズへのオマージュにふさわしく、二人は厳選した生産者を囲み、小麦粉と栗の蜂蜜を巧みにミックスしたピタパンからスパイスのブレンドに至るまで、全メニューに自家製品を選んでいる。

Nour - Arayes agneauNour - Arayes agneauNour - Arayes agneauNour - Arayes agneau

ヨッシ・レヴィは、とろけるようなラムの肩肉をベースに、自家製のバハラート(ニンニク、パセリ、コリアンダーなどの中東のスパイスをブレンドしたもの)で味付けした伝統的なレシピを含む、 4種類以上のアラエスのレシピを披露している。まさにご馳走だ。また、保存レモンとケッパーを加えたタラのアレーズや、季節の野菜を使ったベジタリアンのためのアレーズも ある。

カリフラワー、ブロッコリー、サツマイモなどの野菜と一緒に、ハリッサ、蜂蜜、タイムをベースにした調味料で味付けされ、グリル、煮込み、ローストされるターメリックとチャービル入りのタヒニ、スラタ、スマックとタラゴン入りの大豆ヨーグルトなど、どのサイドメニューも巧みで美味しい。旅の時間だ!

Nour - Arayes poissonNour - Arayes poissonNour - Arayes poissonNour - Arayes poisson

ひとつ意見を言わせてもらえば、 Nourのアレイの大きさだ。もっと大きいか、倍か、あるいはもっと安い値段(現在1つ8~9ユーロ)であってほしかった。一方、サイドメニューは値段(5ユーロ)に対して完璧なサイズだ。

また、ヌールでは イスラエル料理のもうひとつの代表格、ガゾズ (6.50ユーロ)を提供している。ガゾズは、炭酸水、自家製コンブチャ、発酵フルーツ、芳香ハーブから作られる飲み物で、ヨッシ・レヴィが季節ごとに異なるレシピで再解釈している。今は、グレープフルーツとバラの花びらのコーディアル、新鮮なグレープフルーツ、ポーチした洋ナシ、戻したチアシード、レモンタイムとセージのフレッシュな小枝!

実用的な情報

所在地

38 Rue Jean-Pierre Timbaud
75011 Paris 11

料金表
Sides: €5
Gazoz: €6.5
Arayes: €8 - €9

公式サイト
nour-comptoir.com

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